キミ・ライコネンのイギリスGPプレビュー「ポディウムに乗れたらスゴイね！」
今週末はイギリスGPですね！
フェラーリ公式ブログに、キミによるイギリスGPプレビューが掲載されています。トルコでは残念な結果となってしまいましたが、キミもマッサも、その原因は「ダウンフォース不足」と言っています。イギリスで新しいパーツが投入される予定ですが「耐えなきゃいけないんだよ」「まだブラウンには届かない」「イギリスGPは、厳しいものになるだろう」（by キミ）
まだですかー？？？ (つд⊂)ｴｰﾝ
"A place on the podium would be a great result"
シルバーストーンではいつも強い風が吹いているし、しょっちゅう雨が降るんだ。夏の時期ですら、そうだよ。ここのトラックコンディションはものすごく急に変わるから、車の正しいセットアップを見付けるのが難しい。もしチャンピオンシップをリードしていれば、普通は安定した天候を願うだろうね。でも今年は状況が違っているし、イギリスで行われるレースの楽しみの１つでもある、この変わりやすい天気をよく考慮するよう、努めるよ。
今年初めて、事前のテストなしでシルバーストーンでレースをすることになる。チームはいくつか新しい改良パーツを用意しているので、金曜の午前中にテストする予定だ。今までになく、今年は３つのフリー走行セッションを有効活用することが必須だ。
シルバーストーンでは、高いダウンフォースが要求される高速コーナーでのパフォーマンスがとても重要だ。新しいパーツが、この面で役立ってくれることを願っている。トルコではダウンフォースの面で苦しんだしね。以前に何度も言ってるように、僕らは耐えなきゃいけないんだよ。チームが一生懸命開発を進めてくれたおかげで、僕らは速くなってきているけど、まだブラウンに対して勝利のために戦えるところまではいってないんだ。
あと数レースで、トップとのギャップをうめることができると、絶対に確信しているよ。それをファンが僕らに望んでいるのだということはわかってるし、僕らもうまく行くよう全力を尽くしている。
イギリスGPは、厳しいものになるだろう。もしポディウムを獲得できたら、すごい結果になるだろうね。ここは、僕にとってすごく意味があるトラックなんだ。まさにここは、僕が下位のフォーミュラシリーズで国際的なキャリアをスタートした場所だからね。それに、ここでのレースがいつも大好きだった。だから、今回が最後になるのは少し寂しいよ。だけど、ドニントンもすごく好きだってことも認めるよ。僕はドニントンでも、以前勝ったことがあるんだ。
シーズンも折り返しです。ブラウンGPの独走はまだ止められないのか･･･キミ曰く、「ブラウンGPと争って勝ちを狙えるほどは速くない」と。うーん･･･。
一方で、FIAとFOTAの会談が物別れで終わり、FIAは予定通り来年のバジェットキャップを採用すると発表。フェラーリはじめ、各チームは本当に別カテゴリーに移動してしまうのか？ F1がどうなるのか？ もやもやとスッキリしないことばかりです･･･(ﾉД`)ｼｸｼｸ
＜原文＞
"A place on the podium would be a great result"
There’s always lots of wind at Silverstone and it often rains, even in the summer. The track conditions are changing extremely quickly so that it’s difficult to find the right set up for the car. Usually, when you’re leading in the Championship, you hope for stable weather conditions, but this year it’s different and we try to consider this variable part of the fun of racing in England. For the first time we’re racing at Silverstone without any prior test sessions. The Team prepared some new solutions, which we will test on Friday morning: as never before this year it’s fundamental to exploit the three free practice sessions as much as possible. At Silverstone the performance in the fast corners is very important, where you need a high aero downforce. We hope that the new solutions will help us to improve in an area, which brought us into difficulties in Turkey. As I’ve said several times before we need to be patient: we’re improving thanks to the hard development work, but we’re still not able to fight for a win against the Brawns. I’m extremely confident and I’m convinced that after another couple of races we’ll have closed the gap between the leaders and us. I know that this is what our fans want from us and we’re giving it our all to succeed.
It will be a difficult British GP: a place on the podium would be a great result. Form me this is really significant track. This was almost the starting point of my international career in the minor Formula series and I always loved to race here. That’s why it’s a bit sad that this should be the last edition of the race, but I have to admit that I also really like Donington: I’ve won there too already….
2009/06/18 at 10:59 AM
イギリスも厳しいですか～(T_T)
耐えて見ます！！
映らなくても応援します！！
でも映って♡
来季のＦ１はどうなってしまうんでしょうね～？
ルマンとかに行っても日本じゃよくわからないですよね(^_^;)
２４時間走れば１２レース分？だけど
１日で１２レース分終わってしまうのはなんだか悲しいし
（１人で走りきるわけでもないし）
ルマンも好きですけど・・・好きですけどぉ
もうなんで毎回毎回ＦＩＡはこうなんでしょうね～
2009/06/18 at 11:31 PM
＞雪村 さらさん
こんにちは。コメントありがとうございます！
シルバーストーンもトルコと同じような高速サーキットなので、ダウンフォース不足のフェラーリにはツライのかも。それでキミは「まだ耐えなきゃ」って言ってるのだと思いますが、でもでも、トルコみたいにほぼ空気状態なのは勘弁してほしい～。ホームGPということもあってバトンに注目が集まってますが、キミも映してくれ～！！
来期のF1はどうなるのだか・・・FOTAとFIAがうまく妥協してくれるといいのだけど。きっと解決策があると信じてます。フェラーリなしのF1なんて、誰も見たくない～。