バーレーンテスト6日目、KERS不調で一時中断もライコネンがファステスト

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今週もフェラーリ、トヨタ、BMWによるバーレーン合同テストが実施されています。

キミは2月16日、17日を担当。先週は砂嵐で満足に走れませんでしたが、初日は各チームとも意欲的にテスト走行を行い、周回数は100ラップを超えています。


2月16日

Pos. ドライバー チーム タイム ラップ
クリエン BMW 01:32.544 131
ライコネン フェラーリ 01:32.804 116
トゥルーリ トヨタ 01:33.064 141


 

そしてテスト6日目となる2月17日。フェラーリは、ブリヂストン・タイヤや新しいパーツなど、セットアップのいろんなバリエーションを試していたそうですが、KERSの冷却回路の問題で、一時ストップしてしまったようです。

3時間ほど中断せざるを得なかったそうですが、その後走り出してからは、キミがファステストを出しています。

2月17日

Pos. ドライバー チーム タイム ラップ
ライコネン フェラーリ 1.32.102 103
トゥルーリ トヨタ 1.32.230 149
ハイドフェルド BMW 1.32.585 104

 

3時間も走れなかったわりには、100周以上走ってるので、大丈夫だったのかな? 今回起きたトラブルは、KERS故障時の非常用システムとして用いられているものだそうです。 一方トヨタは何と149周もしてます! 前日も140周以上してますし。

BMWのほうは今日からニックが登場してます。ニックは温かいときのドライ・コンディションで新車を試すのはこれが初めてなので、主にメカニカルなセットアップに集中していたようです。フェラーリは、明日はマッサと交替です。

ところで、キミのアンダーシャツがいつもと違いますね。フェラーリのロゴも入ってないし。替えを忘れたとか、洗濯が間に合わなかったとか?


 

ちなみに、F1ドライバーが来てるアンダーシャツは、ノーメックスという難燃性の素材でできているそうです。でも数年前までは、普通のTシャツを着てましたよね? ここ数年でルールが厳しくなったのでしょうか。

ヘルメット、レーシングスーツ:F1安全技術解説-2:F1通信

↓ザウバー時代(デビューイヤー)


 

↓2002年、セパンにて。扇風機が好きらしい(;^ω^) マレーシアは激暑ですし。


 

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先日のエントリーでも書きましたが、やっぱりキミ、ちょっとやせましたよね?
KERSのためにダイエットしたようです。

大半のF1ドライバーが減量:F1通信

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コメント / トラックバック 3 件

  1. yokunaiwai より:

    F-1はやはりダウンフォース凄いですね。上の写真でもイン側なのにタイヤの高さが上と路面側では全然違う。あとメモですがライコネンはコーナーの中でも踏める所は踏むという特徴があります。シューマッハとかハミルトンはデヤーーーって踏んでいきますがね。マッサも。そのへんの細かな技がライコネンの持ち味だと思います。

  2. yokunaiwai より:

    またまた追加ですが結果はどうあれレッドブルのニューマシンのリアサスペンションがプルロッドになっているーこれは機械工学的には正しい。金属の棒の使い方として棒よりパイプ,小径より大径、押すより引っ張るのが正しい。(レン・テリーのレーシングカーの設計より)。ああ、子供の学費が終わったら自分用のクルマを作りたいです。外見は1927年型シボレー(シボレーってスイス人なのね)でトラック、中身はカーボンシャーシーでLFAのエンジン、童夢の奥部長の監修、製作は由良さんで。陸自通んのかいな。

  3. yukarin より:

    >yokunaiwaiさん
    コメントありがとうございます。
    ダウンフォースが2008年の半分まで削られたという今年の新車でも、F1のダウンフォースはスゴイのですね。わたしは車のことにあまり詳しくないので、yokunaiwaiさんのコメントが勉強になります。
    今年はいろんな点が変わったことで、どこのチームが速いのかわからないので、楽しみでもありますね。レッドブルにはニューウェイがいますし、ドライバーにはベッテル君がやってきたので、今年は大注目です。

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