シトロエンのエンジニアがキミをほめてます!
北極圏ラップランドラリーでの、キミの車に対するフィードバックがとても詳細で役立ったと、シトロエン・ジュニアチームのエンジニアさんがほめてますよ~。
「ライコネンには車の開発能力がない」だの、「キミはチーム内の情報交換において役には立たない」だの、散々に言われてきたけど、やっぱり分かる人は分かってくれるんですよね!! うれしいので、和訳してご紹介しちゃいます。
オリジナルはフィンランドMTV3の記事から。いつものように、Nicoleが英訳してくれたものを和訳してます。Nicole、この北極圏ラップランドラリー中、すごい勢いで記事を英訳してくれてました。神すぎる。ありがたや~。
Kimi’s engineer praises his work
(担当エンジニア、キミの仕事を称賛)シトロエン・ジュニアチームのキミ・ライコネン担当レースエンジニア、セドリック・マゼンクは、ラリーカーをセットアップする際、キミが非常に詳細なフィードバックをしたことに、喜んでいる。
ライコネン自身は、F1で非常に詳細に車をセットアップすることに慣れている。
「キミはF1で詳しく仕事をすることになれているから、詳細な点をたくさん見ている。車をよくするために、キミはチームを助けてくれるよ」と、マゼンクはMTV3に対して、ライコネンに対するファースト・インプレッションを語った。
シトロエン・チームは、ライコネンにとってどのようなセットアップがベストかを経験して試せるように、北極圏ラリーでは、数種類の異なったセットアップをオファーした。
「このラリーは、キミにとってはテストなんだ。先週、ユバスキュラでドライブしたテストの続きなんだよ。このラリーの目標は、彼がラリー・スウェーデンで始られるためのセットアップを見つけることだった」と、マゼンクは北極圏ラリーのサービスパークで強調した。
北極圏ラリーの目標は、キミができるだけ容易に運転できる車を作ることだった。
「彼にとって、序盤でもっとも重要なことは、車を信頼することを学ぶことだ。これは彼にとって、まったく新しい世界だ。僕らは、彼が車やルート、ペースノートについて学ぶのを手助けするために、ベストを尽くすよ。ラリーとF1ではたくさんの違いがあるけど、彼は開けた心でラリーをとらえている」と、マゼンクは語った。
ダメニカリさん、聞いてますか~?
「キミは非常に詳細なフィードバックをして、車をよくするためにチームを助けてくれる」そうですよ~。
かつて、マクラーレンのウィットマーシュも「彼はマシンを速くすることについてはとても敏感だし、とても頭がいい。彼は開発に非常に熱心なドライバーだった。彼のわずかな発言はいつもとても有用だった」と、キミを評価してました。
ちゃんと理解してくれる人がいる中で、キミが楽しんで、そして真の力を発揮してくれたら、ファンとしてもうれしいです!
今回、ソルドには全く歯が立たなかったけど、そもそも、そんなことは目標でもなんでもなかったんですね・・・(すんません、こっちが勝手に期待して)。いや、キミはラリー初心者なので当然といえば当然なんですけど。つい、期待を・・・。キミにとって、いろんなセットアップを探るためのテストだったのですね。
それでも、クラッシュしたステージ以外では、キミはソルドから1kmあたり1秒程度の遅れでした。
キミの順位予想企画で、ラトバラ(フォードのセカンドドライバー)は、「トップから1km1.0~1.5秒遅れですめば、とてもよい結果になるだろう」と言ってました!
まぁ、ラトバラの言う「トップ」とは、ローブとかヒルボネンなので、ソルドよりもっと速いですけどね(^^:
※順位予想企画については、こちらの投稿をどうぞ!
WRCでのキミの順位は?フィンランド人ドライバー2人が大予想(1)
WRCでのキミの順位は?フィンランド人ドライバー2人が大予想(2)
ちなみに、MTV3のラリーエキスパート、トミ・ツオミネンさんは、「キミはWRCで7位~8位に入れる」と言ってるようです。
セバスチャン・ローブ
ミッコ・ヒルボネン
ダニエル・ソルド
ヤリ-マティ・ラトバラ
ペター・ソルベルグ
ヘニング・ソルベルグ
キミ・ライコネン
と、こんな感じですか?
コンラッド・ローテンバッハさんや、マシュー・ウィルソンさんや、クリス・アトキンソンさんよりも上ですか?
((o(´∀`)o))
WRC6年連続チャンピオンのローブ(WRC界のミハエル・シューマッハみたいな人。というか、ミハエルよりすごいかも)や、2003年WRCチャンピオンのペター・ソルベルグと並んで、キミ・ライコネンの名前があるかと想像すると、なんだかすごく興奮してきました。
がんばれ~、キミ!!!
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今夜(2月1日)、東京は雪が降ってます。東京で雪が降ると電車が止まりやすいので、「早めに帰ります」と堂々といいわけして、仕事をいつもより早く切り上げて帰宅できました(ま、どのみち残った分は明日以降やらなきゃいけないのですが)。おかげで時間ができたので、昨日の投稿に和訳付けたり、この投稿書いたりする時間ができました(^^;
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タグ: シトロエン, 北極圏ラップランドラリー
2010/02/02 at 9:47 PM
ゆかりんさん、こんばんは。
翻訳、ありがとうございます! うれしいです~。 キミはやっぱり開発能力あるんですよね。「必要なことだけ」言う人なんだろうなーって思ってました。ダメニカリとか、フェラーリのラテンの皆には、そのよさが分かってもらえなかった。。。
でも、分かってくれる人と出会えて、キミも気分良く走れてるんでしょうね。これから、ぐんぐん吸収していくだろうから、楽しみ~
最近私も仕事でドタバタで、ゆかりんさんのブログを読む暇があまりなかったのですが、キミのラリーは頑張って追いかけるので、ゆかりんさんも忙しそうですが、頑張ってください!
2010/02/03 at 2:02 AM
> akiさん
こんばんは~。
キミのフィードバックは正確なんですよ!!
余計なことをグダグダ言ったり、他人の領域にまで踏み込んだりしないだけで。
それが真のプロフェッショナル。私なんか、仕事で余計なことまで引き受けて、後でグチグチ不満に思っちゃうタイプなので、
ほんと、キミみたいなプロを見習いたいです(苦笑)。
ダメニカリ体制になってからのキミ、だんだん様子が変わってたし、2009年は苦しい状況で孤軍奮闘してるキミに感謝するどころか批判ばっかり言ってたダメニカリに聞かせてやりたいです。
akiさんも、お体に気を付けて。お仕事がんばってくださいね~!