キミの将来に関するインタビュー

ちょっと時間ができたので、キミのインタビュー記事を翻訳してみました。
4月中旬に出たフィンランドのIltalehti誌のインタビューと、先日のDNAのCM発表でのインタビューから。

フィン語の記事を英訳してくれたNicole、ありがとう!

キミ、WRC3戦を終えて、ラリーはやりがいのある仕事だと感じている?
もちろん。ラリーは本当に難しくて、まだまだ学ぶことがたくさんあるよ。

ラリーカーを運転することを楽しんでる? セックスに例えることができる?
ハハ、そんな例えは意味がないだろ。ラリーはとても難しいよ。面白いジャンルだけどね。

ヨルダンでWRC初ポイントを獲得して、喜びのあまり叫んだりした?
いいや。ヨルダンは、僕がこれまでモータースポーツで経験した中で、最も難しいレースだった。それに、まったくスピーディーな光景でもなかったし。

ポディウムを獲得することは、どんな重要性があるだろう?
1つの目標だよ。もちろん、ドライブを積み重ねるしかない。それはどのジャンルでも同じことだけど。もっと練習しないと。ラリーはいい加減な取り組みでできるものじゃないんだよ。

シーズン序盤で起こしたミスは、攻めすぎたため?
スウェーデンはそうだった。だけどメキシコでは、回転する直前にリアのスポイラーを失ってしまったんだ。以前にも回ったことがあるから、全然怖くなかったよ。ミスが無駄になることはないけど、リスニングを鍛える必要があるね。

全く新しく、知らないステージでは、アクセルを踏むことをためらったりする?
ノートが終わっていて、前方にブラインドクレスト(※道の先が見えない坂や丘の頂上のこと)があるときは、ためらうこともあるよ。道が見えていれば、問題はない。経験を重ねれば、自信が付くだろう。

20歳でF1キャリアを初めてから、どんなことが変わった?
もちろん、人生でたくさんのことが変わったし、ジャンルも変わった。だけど、僕の人生の大部分は、以前と同じだよ。僕は今でも同じようにやってるんだ。

いつ、家族を持つの?
今はベストのタイミングじゃない。僕はまだとても忙しいからね。だけど、もちろん、いつかは子供がほしいよ。

吹き出しの中のセリフは「子供はまだだよ」だそうです。

続いて、先日のDNAのCM発表のときのインタビューで、将来のことを聞かれたときの答え。

「僕のキャリアはすでに十分長いからね。この先数年でどうなるかによるけど。だけど、40歳でもプロとしてドライブしているとは、考えられないよ。趣味や、ドライブを楽しむために、何かのカテゴリーでドライブすることはあるかもしれないけど。フルタイムの仕事ではないことは確かだよ。だから、いつかは終わりが来るだろうね」

(来シーズンのことについて聞かれ)
「ラリーに絞るというわけじゃない。まだ何も決めていないんだ。一番やりたいことをやるよ」

キミの来年のことについては、色々と噂も出ていますが、キミが「早くても夏以降」と言ってるので、それまでは噂以上のことは何も出てこないだろうな、と思います。
キミの上記の答えは、F1復帰も否定していないけど。ただ、今年、破格の扱いでWRCフル参戦をさせてもらってる以上、F1を恋しい?と聞かれたら否定するし、次はどっちのタイトルがほしい?と聞かれれば「WRCだといいね」と答えるし、F1に戻りたいと例え思っていても、そんな事は言わないでしょうね。F1よりずっとタフなラリーの仕事を喜んでやってる姿からは、もしかしたらF1に戻りたい気持はないのかもしれない、と思うときもあるけど。普通のドライバーだったら、あんな大変なチャレンジ、絶対にしないでしょうし。この人、単純にドライビングが大好きで、とにかくチャレンジングなことがたまらない、要するに運転バカなんだな、と。
こんな変人のファンになってしまったおかげで、ハラハラドキドキさせられっぱなしだけど、それも長くてあと数年ってことですし。来年以降のことは、まあどうなるのか、まったくわからないので、いまは静観しましょう。

同じタグの記事も併せてどうぞ!

タグ: , ,

コメント / トラックバック 2 件

  1. アクセル より:

    キミは現役の自分を子供に見せたくないのかな?
    そろそろ良い時期だと思うけど(笑)

  2. yukarin より:

    >アクセルさん
    キミは以前もインタビューで答えてたのですが、子供の成長を自分の目で見たいので、世界中を飛び回っている間は子供を持つのに相応しくないと考えているようです。キミとイェンニちゃんの子供なら、とってもかわいいでしょうね~(^^)

アーカイブ