オーストラリアGP、決勝後のライコネンQ&A
予想通り、ブラウンGPが速かったですねー。ライコネンファンにとっては、言葉を失ってしまう週末となってしまいました。
ピットスタートから3位フィニッシュと健闘したトゥルーリがペナルティで12位に降格されてるし。ハミルトン、ちゃっかり3位ゲットですか…orz。
次週はマレーシアですが、ノーマルなサーキットに戻れば、状況は改善するはず、と期待したいです。
決勝後のキミの詳しいQ&AがAutosport.comに掲載されてるので、ご紹介します。なんか、激しく意気消沈してるので、誤訳あったらすみません。英語のオリジナル記事は↓こちら。
autosport.com – F1 News: Q & A with Kimi Raikkonen
Q.レースで何が起きたのですか?
僕のミスで、ウォールにヒットしてしまった。ホントに突然で、スピンしてしまった。うまくいけば2位になれたかもしれないけど、残念だよ。
Q.チャンピオンシップにとって、良くないスタートとなってしまいましたか?
そうだね。だけど、できることはそう多くなかった。
次のレースでは、うまくできるよう、がんばるよ。ここしばらくでもっとも厳しいレースの1つだった。
Q.ブラウンGPのチャレンジについてはどう思いますか?
彼らのラップタイムを見ていないけど、たやすく勝つことができたように見えるね。このサーキットは他と比べて変わっている。僕らは以前もここで苦労したことがあるけど、もっと普通のサーキットに行けば、ずっとよくなると思うよ。次のレースを待って、僕らができることを見てみよう。決めるのはそれからだ。リタイヤしたのは残念だよ。貴重なポイントを失ってしまった。でも、それもレースだ。
Q.ブラウンGPはKERSなしで勝ちました。それについてどう思いますか?
KERSはスタートではうまくいったよ。僕はよいスタートを決めたけど、前にスペースがなかっただけなんだ。僕の前にたくさんの車がいたから、KERSを使うことができなかった。前にも言ったように、KERSが僕らの助けにならないなら使わないよ。KERSはうまく機能してるんだよ。
Q.レースの始めでまだ気温が高いときにソフトタイヤを選んだ作戦について、説明してくれませんか?
僕らは、ハードタイヤの機能の面で問題を抱えてたんだよ。このようなケースでは、慎重になって、プッシュすべきじゃないんだ。だから、難しかったよ。ニュータイヤをはいてピットレーンから出たときは、うまくいっていた。僕らにとっては、ソフトタイヤを使ったことは正しい選択だったんだよ。
Q.パフォーマンスはどうでしたか? 予選後に、レースペースは良くなると思うと言いましたよね?
本当に正確なところはわからないよ。みんなのラップタイムをまだ見ていないからね。僕はクビサの後ろいて、彼は少し引き離していった。だけど、彼は本当に速かったと思う。まだちゃんと見る時間がなくて、僕らの速さがどこら辺なのかわからないけど、明らかに望み通りのところにはいなかった。まだやらなきゃいけないことがあるよ。次のレースで何ができるか、見てみよう。
Q.スピンしたとき、何か問題があったのですか? あるいは、もう問題を抱えていた後だったのですか?
わからない。スピンした後、ウォールに強くぶつかってしまった。突然リヤが抜けて、リヤタイヤがおかしくなった。わからないよ-たぶん僕のミスだろう。残念だよ。
Q.マッサは土曜日に、チャンピオンシップは、かなり早い時期にブラウンGPで決まりだろうと言っています。それについてはどう思いますか?
わからないよ。まだ1レースだけだ。何が起きるか待ってみないと。
Q.クリス・ダイヤーはあなたの車の後部で何かが壊れたのだろうと考えています。あそこで何が起きたのですか?
わからない。僕は通常通り、コーナーに入っていったんだ。そして突然、完全にリヤを失った。たぶん、僕がミスをしたんだと思う。他に考えられることはないし。だけど、なんの前触れもなかったから、奇妙だよ。ホイールスピンが起きたら、普通は何か感じるはずなんだ。だけど何もなくて、僕は何もできなかった。ウォールを避けようとしたけど、だめだった。
Q.それ以外のペースはどうでしたか?
僕らが2位でフィニッシュできたかもしれないので、残念だよ。ハードタイヤをはいたとき、クビサが少しずつ引き離していった。だけどそのとき、彼はファステストラップを出したと思う。まだ時間がなくて他の車がどうだったのか把握してないけど、確かに僕らにはまだやらばきゃいけない仕事がある。だけど、このサーキットは他のサーキットに比べてちょっと特殊なんだ。以前もここで苦労したことがあるけど、普通のサーキットに行けば問題なかったよ。今年もそうなってくれるよう期待してるよ。
Q.タイヤはどうでしたか?
両方のタイヤとも、すごく難しかった。ソフト側は始めはとてもよかったけど、その後は衰えがひどかった。ハード側はすごくトリッキーだった。ときどきグリップしなくなるし、さっきも言ったように、僕らには扱いづらかったんだ。確かに厳しいレースだったよ。とてもタフだったけど、マレーシアのような通常のサーキットに行けば、変わるかもしれない。
Q.ブラウンGPをどう見ますか?
彼らは予選で1-2で、決勝でも1-2だから、本当に強いんだと思うよ。テストでもすでにわかってたことだけどね。だから驚くことじゃない。
Q.彼らに追いつくには、どれくらいかかりますか?
次のレースでどうなるか見てみないと。レギュレーション次第だよ。今後もレギュレーションがこのままなら、何か許されて何が許されないのか、たくさんのクエスチョンマークがつくことになる。だから、どうなるか待ってみよう。
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キミのあのスピンは、何だったんでしょうね? 単純ミスなのか、ダイヤーさんが言うように何か壊れたのか。担当エンジニアを離れても、キミのことをかばってくれるダイヤーさん…(゜ωÅ)ホロリ。
決勝について言いたいことはそれなりにあるけど、こんな結果になってしまったので、もはや何も言う気力がないです
…。
オーストラリアGPの勝者がかなりの高確率でタイトルを取る可能性については、今年は外れてほしいと祈るばかりです。
レースの内容以外に気になったことと言えば、グリッド紹介のときのキミの写真です!
去年よりはマシになってました^^;。
予選では、ウェバーの顔が写真ではなく動画になってて、まばたきしたり笑顔になったりしてたので、決勝のグリッド紹介ではどうなるのか注目してました。が、このときは顔は動きませんでした。さすがに4人の顔がいっせいに動いたら、それはそれで気持ち悪いかもしれません。
動くウェバーの顔↓
ちなみに、国際映像の前に入る「ぐるぐる」も変わってましたね。個人的には、去年までのほうが「国際映像キタ――(゚∀゚)――!!」て気分的に盛り上げれて、よかったように思うのですが。
今年のぐるぐるはニコニコ動画にアップされてましたよ~。