アクシデントに慣れるべし~週刊オートスポーツの記事から(2)
ラリー・スウェーデンが続いてますが、全部追いかけると本当にしんどい。ライブタイミングに現れないと、何かあったのかと気をもみ、ストップしてると聞くたびに心臓が縮む思い、果ては雪に埋まったままと聞いて「あああ、今すぐ現地に行って掘り起こしてあげたい」と涙する・・・こんなのずーっと続けてたら、死にます(笑)
というわけで、全部フォローするのは早々にあきらめました。
そして、前回ご紹介した週刊オートスポーツの記事を読みながら、いかにアクシデント慣れするかが、これからの私たちの課題なのだと思いました!
記事の続き。
キミ様、雪道走行に慣れるためにと、先日フィンランドで開催されたアークティック・ラリーというイベントに練習目的で出場なさいました。マシンはWRCで登場される最新のシトロエンC4 WRC。いきなり刺さってハマった、いやいやコースアウトされてしばらく立ち往生なさったということですが、順位はともかく無事に完走いたしました。
スノーラリーは、凍結路を極細のスパイクタイヤで時速200km以上で走るという特殊なイベントでして、あのロウブ様でもなかなか勝てなかったほどの難易度の高さです。にも関わらずキミ様、一緒に出場したシトロエンのナンバー2ダニエル・ソルド様にそれほど大きく遅れなかったということで、やはりラリーの才能はおありかと。これから経験を重ねられればシーズン後半には表彰台も可能!? と私はひそかに期待を膨らませております。
ラップランドラリーで木に突き刺さったかと思ったら、今回はDAY1から雪に埋まって、小さなシャベルで必死に雪かきです!
でも、こんなの序の口で、きっとこれからも、、トラブルはどんどん起きるのでしょうね。
私がWRCは面白いなーと思ったきっかけの1つに、F1以上に「ええええ~!?」っていうムチャクチャなアクシンデントが起きる、ということがあります。ドライバーに次々と起きる災難を、おなかを抱えて笑えてたのって、それを面白がる余裕があったってことなんだなーと今さら思いしりました。
例えば、私が大好きなハプニングシーンの1つがこれ。2006年のラリー・スウェーデンでヘニング兄ちゃん(ペター・ソルベルグの兄)に起きた事件。
クラッシュしてフロントガラスが割れて、車内に雪が! そして「見えにくいから」と、フロントガラスを蹴破って走り続けてるんです!!!
んなわけで、ヘニング兄ちゃん、こんな姿に・・・
もしキミがこんな目に遭ってたら???((((;゚Д゚))))
ここまで傑作なのはそうそうなくても、納屋とかブドウ畑につっこむとか、いきなり崖から転げ落ちるとか、WRCでは日常茶飯事なわけで・・・。キミも「これからもミスをし続けるだろう」って言ってるし。
自分のミスじゃなくても、観客が道に置いた石に当って横転とか、観客が投げた石でガラス割れるなんてこともあるし。
そういえば、今年のラリー・モンテカルロで2連勝を狙って健闘してた、キミのチームメイト、セバスチャン・オジェ。残念ながら車を壊してリタイヤに終わったのですが、その理由が、観客が道に雪の塊を置いて、それに当ったせいとか。
ファンもアクシンデントに慣れなきゃいけないのです!!!
幸か不幸か、キミファンは「例えトップを快走していても、絶対に安心できない」ということを骨身にしみてます。
なので、もっと鷹揚にかまえて、スノーバンクにヒットするなんて、あははははーって笑えるくらいの余裕を持てるくらいにならねば・・・と思ったラリー・スウェーデンでした。
で、肝心のキミですが、DAY1SS10で雪に埋まった以外、DAY2はとりあえず無事に進んでるようです。とりあえずSS14は9位で終了~。
——-
追記:
フォローしない宣言したのに、やっぱりつい、起きてラジオ聞いてしまいましたorz
キミ、SS15で確変!? ステージ6位!
本日最後のSS16は今のとこ27位なんですが・・・。このステージ(Hagfors Sprint)って、SS12と同じ場所で、1.87kmしかないんですけどね。SS12ではステージトップのローブから+5.9秒で9位だったんですけど。プロコップとかソウサとかトーヒノとか、なんか車違うはずの人まで上位に入ってきてるんですけど・・・。
ステージ終了後に、ラジオでキミのコメントが入って、リアタイヤがなくて滑りやすかったと。タイヤのとげとげ、なくなったのかしら?? 短いけどトリッキーなコースで、タイヤのとげとげが残ってた人たちが走りやすくて上位に来たとか?
うーん、映像ないとわからない。
ああ、そうしてまた今日も3時半。ねます・・お休みなさいませ
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2010/02/14 at 8:38 AM
ゆかりんさま
毎日ありがとうございます。
わたしは、携帯のRally-X WRC速報 http://ralyx-m.netで、観戦していますが、順位8番目までしか名前がでてこなくて、SS15で6位にライコネンを見つけて、真夜中つうか明け方に大喜びしていました。
コメントは「すごく難しいコンディションだった」だけ。
サービスパークで巻き起こった「キミコール」に笑顔で応えていた、そうです。
アクシデントについて、
キミファンをコースの500メートル毎に配置して、各自ショベルと軍手を持参、何かあったらすぐにかけつけて救助する、っていうのはどうでしょう?
2010/02/15 at 2:36 AM
> kimikoさん
私はWRC公式サイトで、SMSで各ステージの結果速報を届けるというサービス(有料)に申し込んでみたら、上位6位までしか情報がなくて盛大に後悔しました(^^:
キミファンを500mごとに配置、よいアイデアですね(^^) 各自シャベル、軍手、牽引ロープ等持参で。雪かきや車を押すために体も鍛えておかねば!
2010/02/15 at 10:22 AM
毎日お疲れ様です!!!
ハプニングの動画ノートがバタバタしててまるでコメディですね。
スノボでもゴーグルなしで滑ったらめっちゃ目が痛いのに
ちゃんと運転してるのがすごい!!
私もすごい昔にふと見たラリー(パリダカ?)でルネ・アルヌーが手で砂を掘っているのを見て
この人楽しそうだな~と思ったことがありますけど
キミをそんな目で見れる日は来るのでしょうか?
体気をつけてくださいね(*^。^*)
2010/02/16 at 8:56 PM
ソルベルグ兄、陽気な方のようですよねー
昨年もフロントガラス無くなってましたよね(笑)
びっくりしたのはレース後のインタビュー!
フロントガラスが無くなって厳しいレースを終えた後とは思えない陽気さ!
となりでコ、ドラも爆笑してるし・・・。
おいおい笑ってる場合か?とこちらが心配になりました。
他のドライバーもインタビューを聞いていると率直で丁寧に答えている印象で・・・
そんなに率直に答えていいの?って感じ。
そして心配に・・・キミ、インタビュー大丈夫??
それとも陽気にレースを語っちゃうかー??
2010/02/17 at 12:13 AM
>雪村 さらさん
ヘニング兄ちゃんのハプニングは、爆笑でした。本人は相当大変だったと思いますが・・・。でも、こんなビックリなハプニングがよくあるのがラリー。キミが崖から転げ落ちても、窓ガラスが粉々になってても、「あら~、やっちゃったの?」なんて軽く思える強さがほしい・・・です。じゃないと身が持たない気がします(笑)
>anaさん
ソルベルグ兄弟、面白くて大好きです。
弟ペターはもっと面白いです。普段も陽気で明るいです。
F1ドライバーは、頭のどっかのネジが飛んでないとなれない、と聞いたことがあるのですが、ラリードライバーはさらにぶっとんでないダメらしいです。
すごい人たちですね。キミたん、大丈夫か(^^;