キミ・ライコネンのラリー・トルコレビュー「ただ最高」

2010年WRC » この記事

キミのラリー・トルコレビューが早々に火曜日にUPされていました。フィン語版を待ってたのだけど、今回はなぜか英語版しか上がらない~。なので、公式サイトに載っている英語版を和訳してみました。

Simply the Best(ただ最高)

喜びのあまり空にジャンプするというわけじゃないけど、WRCでの新しいキャリアを初めて以来、最高の気分だよ。トルコの週末では、素晴らしい10ポイントを獲得できたんだ。チーム全員が、僕らがやりとげたこの結果を、とても喜んでるよ。

またも、僕らのシンプルな目標-完走、完走、完走-が僕らによく合っているということを証明した。ラリーを完走できれば、良い結果も得られるんだ。

いくつかのステージでは、非常に注意深く走ることが主な課題だった。特に最終ステージは、適切なスピードを見つけるのがすごく難しかったよ。氷のように滑りやすかったんだ。僕はプッシュしたけど、カイが僕にブレーキをかけてくれた。今回もうまく事が運んで、フィニッシュの瞬間までコースオフしなかった。ラリー・トルコでの5位は、トルコに向かう前に期待していた以上の結果だよ。

前にも言ったように、難しいラリーだったよ。先輩達でさえミスをしたんだ。ミッコ・ヒルボネンは、よりハードにプッシュし始めたときに石にヒットしてしまった。そしてトップの何人かは、もっと重大なミスを犯してしまったくらいだ。

明らかに、トップ5はトップ勢達のものだけど、でも僕らはセカンドグループではベストだったよ。アイスホッケー用語で例えるなら、僕はセカンドラインアップのセンターフォワードだったね。

大騒ぎすることじゃない。僕はこの瞬間を楽しもうとしているだけなんだ。次のラリーはまったく違うもので、僕ら全員にとって新しいチャレンジになるよ。

ラリー・トルコは僕の短いWRCキャリアにおいて、絶対に最高だよ。それは疑う余地がない。

今度は誰も走ったことがない場所にいくのだから、トップとのギャップがどうとか、考える必要がない。それはこの週末以来、僕らがよりよく知っていることだし、別の新しい場所-7月のブルガリアのような-に行くことに、より自信がわくよ。

常に、僕はこの車によい感触を持っている。毎回良くなっているし、より運転しやすく感じてもいるんだ。今回、いくつかターマックのステージもあった。グリップレベルに慣れようとするには、まだ日が浅すぎたから、そこでも僕らはグラベルタイヤとグラベル用セットアップを使った。だから、この段階は、あまり深掘りしても意味がないよ。

僕はニュージーランドには行かないから、休みがある。だけど、休暇の時間ではないよ。僕はやらなきゃいけない仕事がいくつかある。できるだけ早く車がファクトリーに戻ってきてほしい。何度か事前にテストをして、次のポルトガルでのラリーに集中し始めるよ。

キミは、いつレビューを書いたのだろ? いつもは多分フィン語版をキミが書いて、誰か別の人が英訳してるっぽいのですが。フィン語版だと、「この車」と書いてるのが、英語版だと「シトロエン C4WRC」と正確に書いてあったりするので。
今回は、飛行機の中で自分で英語で書いたのかしら???

それはさておき、次回のラリー・ニュージーランドはキミはお休みです。もともとシトロエンジュニアチームは不参加だったところ、ヨルダンの後にオジェのみ参加することになりました。ヨルダンで表彰台が狙える位置にいたのに、ローブの前を走る掃除役として使われたために、表彰台を逃してしまったことへのご褒美だとか言われてますが。ご褒美ならいいけど、また掃除役に使われるだけだったりして・・・。ニュージーランドの路面は、砂利が多いみたいですし。最初の出走だと全然グリップしなくて大変そう・・・。


タイヤ交換するキミとカイさん
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