アイスランドの火山灰の影響で、上海にいたF1関係者、イスタンブールにいたWRC関係者が、ヨーロッパに帰れなくて大変なことになっています。前回の投稿で、キミはプライベートジェットでスイスに帰る予定というMTV3の記事をご紹介したのですが、どうやらそうそううまく行かなかったようです。

キミのプランでは、飛行が制限されていない小さな空港を使うことで一気にスイスまで帰ることになってたようですが、スイスの空港が閉鎖されていてダメだったみたい。

ニースに飛んで、ニースから車を運転して帰ることになったそうです。ニースからキミの自宅があるスイスのバールまで、直線距離で400kmくらいでしょうか。実際に道路を走るとなるともっと長いでしょうが、ほかの人たちに比べれば、はるかにましですね。自宅がスイスというのも幸いだったかも。順調に行けば、もう家に着いてるでしょう。

ソースは、フィンランドで火曜日に発売された新聞。英訳してくれたNicole、ありがとう!!

キミ、レンタル会社を頼りにする

キミ・ライコネンは日曜日のWRCラリーのあと、トルコからニースへ飛んだ。彼はそこからスイスの家まで、車を運転して帰る。

ライコネンの関係者達は、レンタル会社から借りたプライベートジェットを使った。
－そういう会社は、危険を冒さない。だから、僕は安全だったと信じている。それ以外、専門的な理由については、何もわからない。

キミ・ライコネンは日曜日にトルコからニースへ飛び、そこからスイスへ帰った。スイスの空港は、火山灰のために閉鎖されている。

一方、カイさんのほうはまだ旅の途中？？

コ・ドライバーは足止めをくらう

カイ・リンドストロームは、昨日フィンランドに帰れなかった。

リンドストロームは日曜日に、ライコネンと一緒にイスタンブールからニースへ飛び、そこで分かれた。
－キミはそこからスイスへ帰った。僕は自分でフィンランドに帰る。レンタカーを運転しているよ。いつフィンランドに着くかは、神のみぞ知るだね、とリンドストロームはため息をついた。

このコ・ドライバーによると、彼の自宅までの旅程は遅れたうえに複雑になっているが、恐れてはいない。
－ほかにどうしようもないからね。トラベルエージェンシーは常に働いているから、僕はフィンランドに帰れるだろう。いま、空港（ヘルシンキ・ヴァンター）は３時から１１時の間、開いているようだ。だけど、僕はフィンランドまで飛べる場所にいないんだ。

これまでのところ、リンドストロームの旅は、冒険に満ちているわけではない。
－混乱は何もないよ。だけど、僕らは飛行機が飛ばないとなると、即座に無力になってしまうようだね。

キミはリスクを犯さなかった

リク・クバヤ（※キミのフィンランドでの広報担当）は、キミが家に着いたかどうか知らない。
－わからないんだ。まだ彼と話してないんだよ。ヨーロッパには着いている。と、クバヤは日曜日のキミのフライトに関して述べた。

クバヤは、キミが自宅に帰るのに、どのルートを通るのか、説明できない。
－飛行機会社がそれを決める。彼らは危険は犯さないよ、とクバヤは言った。

クバヤは、キミが家に帰る旅において、トラブルは起きていないと考えている。
－これはワールドワイドでの問題だ。F1ドライバー達は中国で足止めされている。だからみんなが同じ問題を共有しているんだ。

チャンピオン、ローブ様も、プライベートジェットをチャーターして、お帰りになったそうです。

一方、悲惨なのはフォードチーム。エースドライバーのヒルボネンはバスでヨーロッパ中部へ。MTV3の記事ではフォードを購入して、それを運転して帰るということでしたが、ちゃんと買えたのでしょうかね？

ラトバラさんもバスで25時間かけてハンガリーまで到達したらしいです。

2位に入ったペター。プライベーターとして参加しているペターのチームは、24時間コーチを運転してやっとセルビアとハンガリーの国境に到達。残り2000kmだそうです。それでもチームの元気そうな姿がペター公式サイトのブログに掲載されています。
Return travel from Turkey « Petter Solberg

みんな、無事に家に帰れますように！！！！！

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キミのトルコ・レビューが公式サイトに出てます（いつ書いたんだ？？）
また、コメントありがとうございます。レビューの和訳とコメントへのお返事はまた後ほどいたします。すみません･･･。

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タグ: ラリー・トルコ

この投稿は 2010/04/21 2:31 AM に 2010年WRC, ライコネン・ニュース カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 現在コメント、トラックバックともに受け付けておりません。