キミにとってラリー・フィンランドとは!? リンドストロームさんが語る

いろんな事があったハンガリーGP。
レースが終わった後も、ルノーの次戦出場停止、さらにBMWのF1撤退、マッサの代役としてシューマッハ復帰など、びっくりするようなニュースが次々と出て、息つく暇もない!

そして、キミが出場するラリー・フィンランドが開幕しますよ!!

今週、コ・ドライバーをつとめるカイ・リンドストロームさんがwrc.comに語ったインタビューが掲載されているので、ご紹介します。

World Rally Championship – News – EXCLUSIVE: Kaj Lindstrom Q

今週の木曜日、ハンガリーGPの4日後、フェラーリのF1ドライバ-、キミ・ライコネンは、WRCレビューに向けて、アバルト・グランデ・プント S2000のハンドルを握る。

キミだけでなく、経験豊富なコ・ドライバー、カイ・リンドストローム(以前、複数回のラリーチャンピオン、トミ・マキネンのパートナーだった)にとっても、WRCのホームラウンドとなる。ライコネンとリンドストロームは、これまで、アバルトで3回のラリーに挑戦したことがある。しかし、今週のラリーは、このペアにとって、グラベルでのデビュー戦となる。

今週、ラリー・フィンランドの最終準備の合間に、リンドストロームが、チャレンジの展望について、wrc.comに語った。

Q.あなたとキミは、ラリー・フィンランドのために何回テストを行っていますか?
これまで2回、個別のテストをしている。両方とも、車は今週僕らが使う同じアバルトだよ。最初のテストは2週間前で、ユバスキュラの近くまでの道を130km運転した。先週の月曜と木曜にもまたテストをして、ヤムサの近くの道まで行った。だいたい200kmほど運転したよ。

Q.フィンランドは、キミにとって初のグラベルラリーになりますよね?
イエス。そして、最初のテストで、彼は初めてラリー・カーをグラベルで運転した。だから、僕らには2回個別のテストが必要だったんだ。最初のテストは、キミがグラベルでの運転やタイヤに慣れるためだった。まずはじめに、ある程度距離を運転する必要があったんだ。2回目のテストで、車に別のセットアップを考えることができるようになるためにね。

Q.これまでキミと一緒に2つの雪上ラリーとアスファルトラリーを経験していますね。キミが初めてグラベルのステージを運転した後の反応はどうでしたか?
えーっと、キミはアイスマンと呼ばれていて、確かにいつもクールだ。だから、そんな大きな反応はなかったよ。多分、一番大きな驚きは、彼がいとも簡単にそれをやってのけたことじゃないかな。最初の走行では、冬のラリーの準備のためにやったことがあるのと同じテストをしたんだ。少なくとも、これまでキミが慣れているコンディションとは全く違っていたけれど、彼はゆっくりと速さを出していくことができた。しかし、キミがグラベルになれるのに、そう時間はかからなかった。だから、そのテストが彼の助けになったのかどうか、僕にはわからないよ。彼はまさに最初からとても速かった。


Q.キミは車のセットアップをどう変えたのですか?
スーパー2000では、変更できる点は2つしかないんだ。ディファレンシャルとサスペンションだよ。キミは車をより速くセットアップして、より状況を予測したハンドリングができるよう、2つのエリアで運転する必要があった。車のグリップがなくなったとき、車をどうすべきか正確に知っていることは、とても重要なんだ。それが、やるべきことの大部分だった。今はそれができて、とても満足だよ。車が片付いた後は、ラリーの前に分解して組み立て直すために、(トミ・マキネン・レーシング)に送り返されたよ。

Q.ラリー・フィンランドが始まる前に、またテストをしますか?
月曜日(27日)にチェックするよ。20kmくらい走って、全部問題ないかチェックするだけだよ。それが、僕らのシェイクダウンになるだろうね。僕らは“非プライオリティ”メンバーなので、木曜の公式シェイクダウンには参加できないから。

Q.あなたは、これまで多くの世界クラスのラリー・ドライバーのコ・ドライバーを経験していますね。キミの運転を比較すると、どうですか?
キミの車のハンドリングとドライビング能力は、彼がこれまでやってきたように、とても高いレベルにある。実際、ずばぬけている。テストで、キミがあまりに早くグラベルに慣れて、車をどう動かすべきか把握したので、とても驚いた。フィンランドでキミと一緒に車に乗るのは、とてもよい気持ちだ。たとえ、それがハイスピードのラリーでもね。キミが車をコントロールして、ミスしたりしないのがわかるはずだよ。

Q.キミは、ラリー・フィンランドのために他に特訓をしていますか?
僕らのイベント前のテストで、トミ(マキネン)がキミと一緒に車に乗ったよ。だけど、トミは助手席にいただけだ。僕が、トミを車に乗せさせたんだ。トミは、キミが冬のラリーの準備をしていたときは運転したけど、今回は運転していないよ。

Q.キミにとって、ラリー・フィンランドで最も困難なことは何だと思いますか?
一番難しいのは、正しいペースノートを作ることだろう。キミは、はるかに経験が多いドライバーたちと競争することになるのだから。ペースノートを作るのに5年間もラリーをやる人だっているんだ。そして彼らは、ラリー・フィンランドに挑戦する前に、さらに数年ノートについて学んでいるだろう。今週、キミは4回目のラリーで、ラリー・フィンランドに行くことになる。レースの間、キミは2日間で13のステージを運転する。綿密なペースノートを作ることが、もっとも難しい仕事だ。それは、このラリーで最も重要な部分でもある。もし正確なペースノートが作れれば、あとはうまくいくだろう。

Q.来週の目標は何ですか? キミは、単に楽しむためだけですか?
楽しむためだけだよ。僕らは何位になりたいか話したこともないし、それが一番いい方法だと思う。もし僕らがミスなく、そして願わくばパンクせず3日間うまくやれれば、いくらかよい結果が得られるはずだしね。だけど、キミの経験値からすれば、目標を設
定する段階にはないね。まあ、見てみよう。僕らは楽しんで他のドライバーを手こずらせる目的でラリーに出るんだよ。

Q.セバスチャン・ローブはF1に興味を示しています。キミとセバスチャンがしばらく入れ替わればよいのでは?
えーっと、セバスチャンがとても才能があって、ラリーでもかなり速いのはわかってるけど、WRCからF1に行くより、F1からWRCに移るほうが簡単だろう。F1では、何周も周回してレースをするし、何度も同じコーナーを走る。時速80kmでレース中に2回しか同じステージを運転しないラリーとは違うよ。それに、フルスピードで同じことをやらなきゃいけない。僕の考えでは、そのほうが難しいと思う。ミカ・サロやミカハッキネン、それにRACラリーに参戦したマーティン・ブランドルといったドライバーを見れば、わかるだろう。

Q.キミにとって、ラリーの魅力とは何でしょう。
チャレンジすることが、魅力の一つだ。WRCは簡単ではないし、彼が生活のためにやっていることとはまったく違う。キミは、自分がラリーで適切なレベルでやれるか確かめたいんだよ。それにもちろん、ラリー・フィンランドに出るのは、ずっと彼にとって夢だった。僕はキミがラリー・フィンランドに出られて、彼も僕と一緒に出ることを喜んでいるのが、うれしいよ。

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コメント / トラックバック 3 件

  1. asachan より:

    こんばんはririさん。今朝のミハエルのニュースですっきりしない時間を送っていましたが、キミがラリーを心待ちしているようでキミファンをしては何よりです。しかもカイさんはキミをかな~り褒めてくれているし。(あまり褒められていないので)
    本業のF1に支障しないようにラリーを楽しんで欲しいです。

  2. kyoro より:

    お忙しそうですが、体調等、おかげんはいかがですか?
    これじゃ、ホント色々あって、気が休まりませんよね〜。。。

    そんな中でも、ラリーフィンランドとても楽しみなのですが、
    日本でリアルタイムで見るには、ネットしかなさそうで残念〜。

    それにしても、このインタビュー、
    キミが、ラリーを本当に楽しんでいる事が伝わってきて嬉しいです〜。
    ありがとうございました〜^^

    でもririさん、どうか体調お気をつけて・・無理しすぎないよう、ご自愛くださいませ〜。

  3. yukarin より:

    >asachanさん
    こんにちは。いつもコメントありがとうございます♪

    カイさんがキミをほめてくれてると、ほんとにうれしいですね。キミの経験のなさはきちんと指摘しつつ、才能についてはちゃんと認めてくれてる。

    F1では批判されてばかりだから、ホント、こういう言葉はキミファンにとってもうれしいです。

    いよいよラリー・フィンランドが始まってますが、思いっきり楽しんでほしいですよね!

    >kyoroさん
    こんにちはー。いつもコメント、本当にありがとうございます。
    お気遣いも、すごくうれしいです。わたしは大丈夫です(^^)。

    キミ関連ニュースがたくさん入ってきて、あたふたしてますが、ラリー・フィンランドはキミも楽しんでいるだろうし、ファンとしても情報をおいかけるのが楽しみです。

    日本でもリアルタイムで放送してくれればいいのにと思わずにはいられません。海外ではF1も他のスポーツもテレビ局のネットで視聴者がリアルタイムで見られるのに。。。日本だとそれなりの工夫というか知識も労力もいりますしね。。。

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