メルセデスがブラウンを買収！バトンがマクラーレン入りか!?
常々「メルセデスがブラウンをBチーム化したがっている」という噂が出てましたが、本当に買収しちゃった！
そして、もはやバトン＝マクラーレンは決まり、キミははじき出されたという報道がされてるようです。
ブラウン＝ニコ＆バトン、マクラーレンはキミ＆ハミルトンで決まるのを願っていたのですが・・・。
理解しがたかったのは、なぜバトンはマクラーレンに移籍したがったのか、ということ。ハミルトンのチームメイトとして同じイギリス人同士、比べられるのはやりにくくないか？（相手が誰でも気にしなさそうなキミは大丈夫だろうけど） 単純にお金のためなのか？ と思ってたのですが、BBCの記事を読むと、どうやら単純にお金のせいだけではないようです。
BBCの記事を和訳してみました。
訳に時間かかっちゃった。
すでに日本語ニュースサイトにもっとよい訳が上がってたらすみません。
Mercedes takes over Brawn F1 team
（メルセデスがブラウンF1チームを買収）
ドイツの巨大自動車メーカーメルセデスが、ブラウンフォームラ1チームを買収し、ジェンソンバトンはルイス・ハミルトンのチームメイトとして、マクラーレンに移籍しそうだ。
メルセデスは、アブダビの投資会社と共同でブラウンの75％を買ったが、マクラーレンへのエンジン供給は2015年まで続く。
2009年のデビュー年に2つのタイトルを獲得したブラウンは、メルセデス・グランプリとして生まれ変わる。
ニコ・ロズベルグがファースト・ドライバーになり、ニック・ハイドフェルドがパートナーになりそうである。
ドイツ人、ティモ・グロックも、また可能性がある。
チームはまだロズベルグを発表していないが、すでにメルセデス・チームと契約済みであると広く知られている。
メルセデス・モータースポーツ副社長、ノルベルト・ハウグは、バトンと交渉していることを話したが、ハイドフェルドと交渉していることも明らかになった。
「私たちは（バトンと）交渉中で、そのためにドライバー・ラインアップをアナウンスできない」とハウグは月曜日に語った。
「憶測が起きていることは認めるが、それはゲームというものだ」
「メルセデス・ベンツは国際的なチームでグローバルなプレーヤーである。
純ドイツのチームにはしたくない。メルセデスは国際チームであり、車には最良のドライバーを望みたい」
ダイムラー・クライスラーCEOのディーター・ツェッチェは、ハウグの考えに同意した。
「我々が見たいのは、2つのシートにベストのドライバーが乗ることだ」と述べた。
「ドライバーの片方がドイツ人であるということに必ずしも反対というわけではないが、必須条件ではない」
今年ドライバーズタイトルを獲得したバトンは、350万ポンド（5億2400万円）の昇給を望んでいるが、メルセデスは彼の願いを叶えることに興味を示していないようだ。
29歳のイギリス人は、金曜日にマネージャーのリチャード・コッダードとともにマクラーレンを訪れた。バトンは、ブラウンが提示した額の2倍近くの給与を求めて、マクラーレンに加入したがっていると思われている。
バトンの決断は、単に金銭面のためではなく、複数のソースによれば、バトンはマクラーレンが2010年にブラウンよりも競争力のある車を作ると考えているからだという。
「我々が常識的と思っている給与について、ジェンソンと議論してきた。この契約は、その点では何ら変更はないだろう」と、ブラウンのチーフエグゼティティブのニック・フライはBBCラジオ5ライブに述べた。
「ジェンソンが残ってくれることを希望している。私たちはよい数年間をともにすごしてきたのだし。しかしF1はほかの世界状況から切り離すことができない。
我々がチームとして生き残れたのは、自分達の意志で運営してきたからだ」
アロンソに道を譲るためにフェラーリを去ることになったフィンランド人のキミ・ライコネンは、2008年ワールドチャンピオン、ハミルトンの隣のシートの可能性から外れている。
この買収にもかかわらず、ハウグとツェッチェは、全面的な変更がないことを示唆している。ロス・ブラウンはチーム代表のままである。
彼らはまた、ブラウンが、2010年以降のドライバーナインアップを決めるうえで、カギとなるだろうと述べている。
「ロス・ブラウンはチームのボスで、ドライバー選択のようなことで我々が彼に指示をするのは、賢いやり方ではないだろう」とツェッチェは述べた。
ブラウンとニック・フライが、チーム株式の24.9％を保有する。残りの75.1％のうち、メルセデスが45.1％を所有し、アブダビの投資会社アーバー・インベストメンツが30％を所有する。
ブラウン「ブラウンGPは、過去12カ月にわたって、信じられない冒険をくぐり抜けてきた。
自分達の生き残りのために戦うことから、メルセデス・ベンツの高いパフォーマンスエンジンと強い関係を築くこと、コンストラクターとドライバーの両チャンピオンシップで勝つことまで。そして今はダイムラーとアーバーが我々のチームを買うことを受け入れている。これは、チームの将来を強固にするものだ」
マクラーレングループは、メルセデスが保有するチーム株式の40％を2011年までに買い戻すことになる。メルセデスは少なくとも、次の6年間、無料でエンジンとスポンサーシップを提供する。
チームの公式名称は、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのままになる。
マクラーレンのチェアマン、ロン・デニスは、この契約を「マクラーレンとダイムラーのお互いに得がある状況」だと述べた。
マクラーレンとメルセデスは、離別の理由のひとつを、マクラーレンがロードカー製造を予定していることだと述べた。
マクラーレンは、2011年に、MP4-12Cと呼ばれる高パフォーマンスのスポーツカーを発売する予定だ。
ロン・デニス
「21世紀のF1で生き残るためには、チームは単なるチームをはるかに超えるものでなければならないというのが私の信念である、とこれまでしばしば述べてきた。そのような状況では、グランプリで勝利し、ワールドチャンピオンシップを戦い抜くのに必要な収入源を開拓し、維持するには、チームのコーマシャル活動をより広げなければならない。
2011年に市場に紹介されるMP4-12Cは、象徴的な1994年マクラーレンF1の遺伝子を継承するものであり、すでに世界のメディアから多くの賞賛を受けている」
－－－
ふーむ。200
9年ブラウンにいたバトンは、チームの状況を見ていて、どうもマクラーレンのほうが速そうだとにらんだ、と。速い車に乗りたいからマクラーレンに行きたがっている、ということですか。
ブラウン改めメルセデスのほうは、ニコ-ニックのドイツ人ラインアップを狙っていると言われてますが、ハウグのコメントを読む限り、「純ドイツにはしたくない」と言ってますね。すると、バトンを説得して引き留めるという希望が残っていると思いたい。
ニコ－ニック（またはグロック）で発表して、「でもニコは半分フィンランド人だから、純ドイツチームじゃないよ」とハウグが言ったりしませんように。
また、ここにきて、ウィットマーシュじゃなくてロンのコメントが掲載されているのに？と思ったのですが。ロンって表舞台からは引退したはずじゃないの？
だけど、やっぱり裏で院政しいてるんだろうか。イギリス人チャンピオンコンビが実現するとしたら、いかにもロン好み。セナ-プロ、アロンソ-ハミルトンでチームがボロボロになったのに、まだ懲りてないのだろうか？
もうファンとしては、ただキミの将来がキミの望むように開けるよう、祈るのみです！！
ここにきて、まだ色々シャッフルがあって、キミファンの心境としてはツライことこの上ないけど、一方で単純なF1ファンとしては、「F1って面白いな～」と思ってたりもする。「ドライバーのラインアップは開幕戦のグリッドに並ぶ瞬間までわからない」って言われるけど、ホントですね。
キミがF1に残れることを祈ります。キミの才能は、まだF1から去るには惜しいし、もう1度ワールドチャンピオンになってほしいから。
だけど、もし来年のグリッドにキミがいなくても、やっぱりF1って面白いから私はF1を見続けるし、時間とお金があれば海外観戦にも鈴鹿にも行きたい！！
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2009/11/17 at 5:25 PM
どうも。
終に来ましたね。
なんかブラウンらしさを期待してたのに。。。なんかすっきりしませんね。
チーム名のメルセデスGPもなんか。。。ツェッチェGPが良かったですｗ
これでレッドブル－トロ・ロッソのような関係になるのでしょうか。
大体決まっていたと思っていたドライバーもどうなるのか分からなくなり、終にはバトンがマクラーレンに来てキミのシートが。。。という状態になってしまいましたね。
どこのシートに座ろうとそれはキミ次第です。
どこに行こうとキミ次第です。
ただキミ次第に行くかどうかは分かりません。
でも出来るならキミの行きたい道を行ってもらいたいです。
2009/11/17 at 8:02 PM
昨日の朝、メルセデスのブラウンGP買収のニュースだけチェックして仕事に行き、帰りの電車の中で皆が読んでるロンドンの夕刊紙の裏表紙がハミとバトンが並んで映っている大きな写真だったので、思わず息をのんだのですが、よく見るとそのヘッドラインが「ジェンソンの将来に暗雲…」だった（笑）。
先週バトンがマクを緊急訪問したと聞いて「何を焦っているのやら」と思っていましたが、彼のマネージメントはどうも状況の扱い方がスマートじゃない感じがしてしまいます。下品といったらわかりやすいでしょうか（笑）。彼ら（バトン側）はガーディアンに情報を売ったらしく、すぐにそのニュースが各地に広まりました。「バトンがマクを訪問、もうすぐサイン」でしたっけ？この情報は当初、各メディアに複雑に受け止められました。大方は「ジェンソンがブラウン相手にマネーゲームをしている」というようなものでした。そして昨日のメルセデスの発表を受けて、ガーディアンが第二報として「バトンはマクとの契約合意間近」と報道されたのが、今出回っているニュースのソースです。
ガーディアン１紙だけが情報源になっているところが怪しいですが、確かにこの新聞はクオリティペーパー（高級紙）なので、ガセネタを載せるとは考えにくく、内容は全部真実じゃないとしても、不確かな情報ではないと考えます。
キミファンにしてみれば、そんじゃキミは？と聞きたいところですが、フィンランドのTSが昨日「キミはまだマクとネゴ中」と書いている以外は静観状態。ちなみに、フィンランドメディアも、ご存じの通りTSが一番信頼できるソースですし、そこが静観状態ということは、ニュースがあまりないのだと思います。
私の希望的観測が入ってしまいますが、本当にバトンが真剣にマクラーレン入りを望んでいるなら、ガーディアンに情報を売る必要はなく、静かにサインをすればいいだけの話なので、やっぱりブラウン改めメルセデスに強烈なアピールを行っているのと同時に、マクラーレンもバトンを利用し、メディアに大々的に出ることによって、メルセデスとの決別で本来なら言われてしまう、「メインスポンサーを失うので衰退か？」という憶測を抑え込みたいので、バトンマネージメントの情報まき散らしを黙認していると裏読みしています。一般的には、チャンピョンになった人間に「来年のマクの車は速い」と言ってもらえれば、よいPRになりますからね。
ブリティッシュメディア、はオールブリティッシュ・ラインナップは夢の話だから、そりゃぁ興奮するでしょう。でも裏には、メルセデスに「そんなに金金いうなら、いらない」と言われたバトン側のdesparationを感じてしまうのは私だけでしょうか？思えばずいぶん前にハウグが「金の話ばかりするドライバーはいらない」といった時、「バトンのこと？」と思ったのは正解だったのかもですね。「マクの車の方が優れていると思っている」なんて嘘ですよ、いかにもイギリス人が言いそうな言い訳です。バトンのドライビングは何も変わっていないので、マクが今頃になってバトンを欲しがるとは思えないので、理由があるとしたら、No.1カーということぐらいでしょうね。
巷で、キミのマネージメントは「金を要求しすぎ」「ラリーのことにこだわりすぎ」と言われてた頃に、確かなソースでは、「キミのマネージメントは、マクラーレンとメルセデスの関係について確認が取れるまでサインしない。それが契約が決まらない最後の確認ポイント」と言ってましたので、今考えるとそれがかなり正しかったのだと思っています。
ということで、私はチームからの正式発表があるまでどの話も信じないことにしています。キミは来年３月のバーレーンのスターティンググリッドにいてくれると信じています。
そして、キミが万が一F1から去ったら、来年は私はF1観戦はお休みして、TVのみにします。ゆかりんさんのようには考えられないと思うので（笑）。
2009/11/17 at 8:39 PM
＞トミィ君
何だか出てくるニュースだけ見てると、キミにとって状況が悪くなる一方な気もする。
でも、今になってバトンがマクラーレンだなんて、またどんでん返しがあるかもしれないですね。
F1というキビシイ世界では、個人の思うようにはいかないものだから、キミの期待通りに行かない可能性もあるけど、せめてキミの希望がかなうように、祈るのみです。
＞AAさん
ジェンソンの将来に暗雲（大爆笑）
未だに理解できない疑問の1つが、バトンがなぜブラウンからマクに移籍するのか。1年間苦楽をともにして、しかもせっかく自分中心にできあがってるチームを捨てて、わざわざハミルトンのチームメイトになろうとするのか。単純にお金のためなのか？ 本当に車のためなのだろうか？ ただ、ケケが付いてるニコがブラウンを選んでるなら、ブラウンにもポテンシャルがあるはずですよね。わざわざ、よいと思われるのとは反対の道を選ぶのがバトンらしいのだけど。
彼のマレージメントサイドは、例のバトンゲートのときといい、なんかスッキリしないやり方ですね。
もう1つの疑問は、メルセデスの資金が入るのに、なぜブラウンがバトンへ要求する金額を払おうとしないのか。もしかして、ロス・ブラウンはバトンの能力を見切っているのかな、と勝手に推測。今年は車がよかったけど、ニコを獲得できた時点でドライバーには満足しているのか。
いずれにせよ、正式発表があるまで、まだ忍耐の日々ですね。よい結果が出ることを祈るのみです。
来年、イギリスGPがシルバーストーンであるなら、行ってみたいのですけどね～。アブダビでティルケサーキットのつまらなさは身にしみたので、オールドサーキットを見てみたいと思ってます。
2009/11/17 at 8:43 PM
友人と楽しくランチをしてきて、帰ってきたらこのニュースを発見。
一気に血の気が引きました・・・
ゆかりんさん、長文和訳ありがとうございます!!この記事をいち早く読解したかったので助かりました（汗）
まだ確定事項でないということが唯一の望み・・・そしてＡＡさん、貴重な情報とご意見ありがとうございます!!なるほど、どうやらこのニュースはバトン側の売り込み・・・
この人はホンダ時代から何かとお騒がせですもんねｗ
どうか無事バトンはメルセデスにおさまってほしい!!
わたしもＦ１自体が大好きです!・・・のはずなんだけど、やっぱり引き続き熱中して見られるかどうかは自信がない!キミ以上に熱中できるドライバーなんてきっといない・・・（泣）
でもここまで来たら･･･そうですよね、キミの望む将来が開けるようにただひたすら祈るのみです。
とにかく、、、早くキミの声を聞きたい。
2009/11/17 at 10:27 PM
こんばんは、ririさん。和訳ありがとうございます。最近kimiのニュースが少ないな～なんて暢気に思っていたらお昼にF1通信をみてびっくり！！
バトンがマク～！？ホントお昼ご飯の味が分からないほどショックでした。でもririさんやAAさんのコメント読んで少しだけ落ち着きました。正式発表まで静観するしかありませんね。それもファンとしては辛いですが～（泣）
2009/11/18 at 12:58 AM
ありましたねぇバトンゲート
サーキットの外で小細工を弄するドライバーは何か好きになれません。
もしキミがＦ１からはじき出されたら
ＡＡさん同様、当分Ｆ１に関して１円たりとも出そうと思わないです
（地上波は見ますがｗ）
いっそのこと
バトンがはじき出されるという怪奇現象が起きたら
わーお、Ｆ１って面白いねー
とかヒトゴトのように言えるかもしれませんが（汗）
2009/11/18 at 1:21 AM
ゆかりんさん、こんばんは。
訳してくださって、ありがとうございます。だいぶ、状況がわかりました。ＡＡさんも情報ありがとうございます。
それにしても、私もバトンがなぜマクラーレンに移籍したがるのか、よくわかりません。今年チャンピオンになったのだから、変なリスクを負う必要もないはずなのに。。。やっぱりお金の問題？ とか思っちゃいます。実際のところ、ロスがバトンのことをどう思ってるかは、かなり興味あります。
で、キミはどうなるんでしょうね（涙）。。。もう一度チャンピオンになる姿が見たいです。キミの決断であれば、どんな選択であれ応援したいと頭では思うけど、いまＦ１を去るのはもったいなさすぎです。。正式発表があるまで信じて待ちたいと思います。
2009/11/18 at 2:07 AM
てぃ～ちゃさんの最後の4行に吹いてしまった。
やばい、笑いがとまらない。
自分もそう思うだろうな（笑）
ふーんバトンがいないの。F1って面白い世界だねぇって。
確かにAAさんの言うとおりですよね。
本当に移籍したいのなら、さっさとサインしてチームの発表まで
待てばいいんですから。
結局は旧ブラウンGPに対するアピールですかねぇ。（どうもメルセデスGPというのが
しっくりこない）
でもねぇ、毎日胃がキリキリするYO。（少々、キミの来季が心配で
頭のネジが変になってます）
それにハミルトンがカーナンバー２を背負うことに快く賛成するでしょうか。
そういえば2007年に僕はカーナンバー2のゼッケンだから、アロンソより
どうのこうの言ってましたね。
そんなことを言っていたドライバーが再度カーナンバー2を背負うのか
多いに疑問です。
よく考えたら、ニコ＆ニックでタイトル争いを出来るのかどうかは
かなーり疑問ですからね。チームはバトンをなんとしても残留させたい
はずですもんね。
僕なんて、「バトンがマクラーレン移籍！？」って記事を
みたあと、気分が悪くなって、しばらく寝ましたもん。
もしキミがF1にいなかったら、もうF1は見ないな・・・。
なんか正常な気持ちで見る気になりません。
赤いアロンソとか、銀色のバトンとか見たら、
熱でて、病気になっちゃうYO！
2009/11/18 at 11:47 PM
赤いアロンソとか、銀色のバトン
・・・・
悪夢としか言いようがない
ああ・・・