ライコネン、冬の間に9000km以上運転

Formula 1 completeに、キミが冬の間、テストの大部分を担当し、9000km以上ドライブすることになる、という記事が載っていました。

2009年はレギュレーションが大きく変わりますし、KERSなどの新しい仕組みも取り入れられます。フェラーリはKERSの開発が遅れているそうなので、冬の間になんとか開発を進めて、来シーズン順調に滑り出してほしいものです。キミも責任重大ですが、がんばって!!

Kimi to do 9000km over winter(キミ、冬の間に9000km以上運転)

来月にはF1ワールドチャンピオンの座から退くことになるキミ・ライコネンは、長い冬の間、2009年シーズンの準備のためにトラックに向かい合うことになる。フェラーリのテクニカルディレクター、アルド・コスタは、フィンランドの新聞に、このところF2008マシンで苦戦しているこの28歳が、来年のためのチームのテスト・プログラムで、“大部分”において責任を持つことになるだろう、と述べた。

Turun Sanomat(フィンランドの新聞社)によると、コスタは「キミはおよそ9000kmか、30レース分の距離を担当するだろう」と述べたという。

「1か月の間に、キミはシーズン全体よりも長いラップをドライブすることになるだろう」と彼は付け加えた。

ライコネンは2009年にレギュレーションが大きく変わることで、彼がタイトル争いに復帰できることを望んでいる。

「多くのことが変わるからね」と、このフィンランド人は述べた。「クリスマスの頃に、僕らは正確な進み具合と僕らがどれだけ改善できたかどうかわかるだろう」

先週日曜の日本グランプリの後、ライコネンは、もはや完全にはモチベーションがないという新たな報道にさらされている。

富士のレースで3位でフィニッシュしたことで、このフェラーリのドライバーは2008年のタイトル争いからは、数字上、外れてしまった。しかし彼は、メディアの前に現れたとき、このことに気付いていないように見えた。

フランスのスポーツ誌L’Equipeのレポーターから「このチャンピオンシップでまだ勝つチャンスがあると思うか」と質問され、ライコネンは「チャンスは常にある」と答えた。

「僕は去年、何事も良くなったり悪くなったりするのを見た。だから、僕らはプッシュし続けるよ」
数日後、彼は間違いについて弁解した。

「スパの後は、実際はタイトルが取れると考えていなかった。(スパで勝つことが)ランキングの状況をコントロールできるただ1つの方法だったのだから。それが終わってしまった今となっては、(タイトルの可能性がなくなることは)時間の問題だったよ」と彼は説明した。

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記事の後半部分は、コスタが語った内容とはあまり関係なさそうですね・・(;^ω^)

富士の後に「今年のタイトルの可能性がまだあると思うか」と聞くほうも聞くほうだけど、「チャンスは常にある」と答えたキミもキミ・・・。1ポイント足りないってことにどっちも気づいてなかったのでしょうか!?

あるいは、97年にミハエル・シューマッハが全ポイントをはく奪されたように、ハミルトンがさらに危険行為をおかしてポイントをはく奪される可能性もあると読んで発言したのか!? (ジャック・ビルヌーブとタイトルを争っていたミハエル。1ポイントリードで迎えた最終戦、ミハエルはジャックにわざとぶつけて両者リタイヤに持ち込み、自分がタイトルを獲得しようとしました・・・が、失敗してジャックはレースに復帰してポイント獲得。ミハエルはリタイヤ。さらにペナルティとしてシーズンのポイント全剥奪。ちなみに94年には、ミハエルはデーモン・ヒルとタイトルを争い、同様に1ポイントリードで迎えた最終戦、ヒルにぶつけて両者リタイヤ。ミハエルがタイトルを手にしています)

記事の最後のほうの部分は、キミの公式サイトに掲載された内容からの引用なので、キミが「ごめん、この前言ったアレ、間違いでした」と弁明したわけではないと思います・・・。

—10/23追記
すみません、冬の間に9000kmも運転するという話、どうやらウソのようです。
「マッサが勝てなくてもかまわない」発言も、インタビュー全文を読むとどうも違うようだし、ニュースは鵜呑みにできないというよい勉強になりました・・・。

Formula 1 complete – Kimi to do 9000km over winter

F1通信:フェラーリ 「KERSは予定より遅れている」

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