レッキ中に追突されたキミ
WRC開幕戦、ラリー・スウェーデン。いよいよ、本日から本格的に始まります。今日はシェイクダウン、プレカン、オープニングセレモニー、そしてSS1。
ところで、インタビューで「ラリーはタイムを争うもので、ドライバー同士が敵じゃない」と言ってたんですけど、火曜日のレッキ(下見走行)中、他の車にぶつけられたそうで。あららー。
幾分貴重な時間を失ってしまったことが残念ですが、怪我はなくたいした事故ではなかったそうです。
以下、スウェーデンのニュースサイトからの事故の詳細記事。
オリジナルはこちら。
Google翻訳でスウェーデン語を英語に翻訳してから和訳してます。妙な英語の部分は、適当に推測です。
ライコネン、練習中にクラッシュ
ラリー・スウェーデンは、キミ・ライコネンにとって不運な始まり方となった。Nwt.seは、火曜日のレッキのとき、ライコネンが後続の車によって追突されるというアクシデントに見舞われたことをつかんだ。ライコネンとリンドストロームは、ペースノート作りの「最中で、彼らに怪我はない。
キミ・ライコネンは写真を撮られることをいやがり、我々が写真を撮り始めたとき、カイ・リンドストロームはやめるように言った。我々は、リンドストロームがノートをカメラの前にかざして防ぐ前に、この写真を撮ることができた。
キミ・ライコネンは話したがらず、まっすぐに走り去った。
ライコネンは、他のレッキ中の車に当てられ、貴重な時間を失ったことに不満を抱き、ストレスを抱いていた。
この事故は、今朝、Fredriksbergの Dalarnaで起きた。7つのうち、2つめのレグだった(残りのレッキは水曜日に行われる)。
追突は、T字路で起きた。他のドライバーが停車せず、ライコネンにぶつかったのだ。
「ライコネンの責任じゃない。私は目撃者やチームと話した」と、国際自動車連盟に所属するフランス人のJacky Jungは述べ、ドライバー同士、そして、組織者との話し合いが行われていることを確証した。
ライコネンとコ・ドライバーのカイ・リンドストロームがレッキ中に使用していた三菱(シトロエン用にスペシャライズされている)は、左側をひどく破損し、フロントホイールも傷んだ。車は修理されたが、貴重なトレーニングタイムが失われた。かつてのF1チャンピオンは、ラリー・スウェーデンを運転したことがないので、ノートをゼロから作らなければならない。定められた時間内に追いつかなければならないのは、ストレスがたまる。
「彼はとてもがっかりして、車を止めて話そうとはしなかった」と、Jacky Jungは語った。また彼は、ライコネンと衝突したのは誰かは知らなかった。ラリースウェーデンの主催者も、その件について、情報を得ていない。
規則を破って危険を犯した者には罰金か、タイムペナルティーがあるという憶測もあるが、このケースでは、おそらく罪には問われないだろう。「ああ、これは単なる事故の可能性が高い。僕は彼がスピードを出しすぎていたとも思わないけど、後でコンピューターをチェックすることがきる」と、Jacky Jungは述べ、レッキ中のスピード制限通り、時速70kmでだったことを強調した。
そうでなければ、無口なフィンランド人は、よりひどいことになっていただろう。
彼はこの事故に対して話すことに興味がなく、また他のことについても同様にしゃべらない。
他のドライバーは全員ガレージに引き上げ、親切にもNWTの取材について答えた。ライコネンは、ただまっすぐ進んで、走り去った。
コ・ドライバーのカイがこの状況についてどう思うか訪ねられたとき、彼はこう答えた。
「ベリーグッド。もう僕らは行かなきゃいけない。急いでるんだ」それから、Mårtensson氏が写真を撮ろうとしたが、リンドストロームは拒否して叫んだ。
「Knock it off!!」
いい加減にしろ、という意味だ。彼らがこの後はうまく行くことを願っている。
また、こちらのautosport.comの記事によると、「キミはジャンクションを間違いかけて、Uターンしようとしていた。そのとき、別の後続車が同じジャンクションに入ってきてちょっと衝突したんだ」と、シトロエンのマネージャ-、ブノワ・ノジェが語ってます。
不運でしたけど、怪我がなくて何よりでした。
キミの写真が見られるのはファンとしてはうれしいのだけど、そういう時は撮られたくないという気持ちもわかるなぁ・・・。カイさんが「Knock it off!!」と、キミを守るために叫んでくれたのは、何だかうれしい。
オリジナルサイトには、がっかりした感じのキミの写真も載ってます。ご覧になりたい方は、オリジナルサイトをどうぞ。
まあ不運ではあったけど、勝てるレースでピット出口で信号待ち中に追突されたり、無理なブレーキングで押し出されたりされないだけ、F1よりずっとマシかもね。そんな状況でも嫌なことはすぐに忘れて前に進むキミだから、きっとこの件もスッキリ忘れて、ラリーのことに集中してそうです。がんばれ、キミ!!!
ところで、レッキで使う車って、三菱のランエボなんですね。パドルシフトだからかしら?
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タグ: 10年ラリー・スウェーデン
2010/02/12 at 9:26 PM
知っている事があったので
初めてコメントさせてもらいます。
シトロエンのレッキ車がランエボなのは
レッキの時にコーナー間の距離や何かを
車に乗ったまま目視で測るのですが、
プジョー・シトロエン(PSA)には車高の高い4WD車しか無く
それだと目測が変わってしまうので
視点がレースカーに近い4WDで、
いざという時に部品や何かが調達し易い車
という理由で選んでいるそうです。
それなら何でインプレッサではなくて
ランエボなのかは良く分かりませんが、
PSAと三菱が提携関係にあるから
というのに関係があると思います。
ちなみにフォードも同じ状況なので
ボルボをレッキ車に使っています。
2010/02/13 at 3:30 AM
> falsotuさん
ありがとうございます!!
なるほど。車高がちょうどよい車がシトロエンにないのですか。知りませんでした~。
フォードも自分とこにちょうどよい車がなくて、他メーカーの車をレッキに使ってるって、ちょっと面白いですね。