ミキ・ライコネンと雪男エッツィ

2010年WRC » この記事

WRCウォッチ中の皆さま、お疲れ様です。予想してたとはいえ、ラリーって本当に追いかけるとしんどいですね(^^;。いかに自分が今までいい加減にしかウォッチしてなかったかを思いしりました。そして我らがキミ、デビュー戦にしてはまずます・・・と思いきや、またやらかしてくれました。F1でもラリーでも、結局安心できない人なんですね。この人って。がくっ・・・。

何しろ映像がないので、何が起きてるのかわからない~。F1ならレースは最大2時間だけど、ラリーは朝から晩まで。長い~。北極圏ラップランドラリーよりましなのは、ライブラジオがあることですね!ただし英語だけど・・・。

で、SS6でキミはスノーバンクをヒットして雪に埋まって大幅タイムロス。当初、車が壊れて続行不可かもと言われたけど、ダメージはなく、大丈夫でした。カイさんが言うには、フロントガラスが曇って視界が悪く、ハーフスピンした後、溝につっこんだらしいです(Twitterでのニール・コールさんの情報)。デフが壊れてたのかしら?キミは 自分で雪から車を掘り起こしたとか(カイさんは、他の車に注意を促す役だったので手伝えなかったみたいです)。

※動画&写真追加 しました

車に積んでたガーデンシャベルで掘り起こした、と記事に書いてあったけど、ホントにガーデンシャベル(´д`)
キミ、かわいい・・・が、かわいそうすぎる(^^;


雪堀りキミたん

SSのフィニッシュに間に合わなかったので、50秒のタイム加算ペナルティ。10位の入賞を狙えてたのに残念だけど。でもデビュー戦だから、怪我なく、そして完走してくれればいいですね。

本日最後のSS8は日本時間の午前4時から・・・無理です! (ちなみにこの投稿は、予約投稿です)

それにしても、ラリーラジオを聞きながら、Planet F1のフォーラム(スレッド流れるのが早い。あっという間に100超え)などをチェックしつつ、Twitterをやる・・・慌ただしい/(^o^)\
Twitterでは、英語のメディアやファンが情報が速い。英語OKな方はフォローするとよいかも。
・メディア関係者の方々
http://twitter.com/rallynews
http://twitter.com/paddocknews
http://twitter.com/neilcole
・ファン
http://twitter.com/saifraikkonen
http://twitter.com/IrishKimiFan
・日本語なら@rallyfunjapanさん
http://twitter.com/rallyfunjapan

ちなみに私は
http://twitter.com/yukarin1017

世界中で、キミファンが「このラリーのせいで絶対老けた」とか「2010年が終わるころには精神をやられてるか肺病になってるかだわ」とか「キミは私たちにウォッカを飲ませようとしてるのね」とか言ってるのに笑ってしまいました。住む場所、言葉は違えど、みんな同じ事を考えている!

どっぷり疲れる中、ちょっとなごんだのが、いつもフィン語を英訳してくれてるNicoleが投下してくれたこのMTV3のコラム記事。
http://www.mtv3.fi/urheilu/ralli/uutiset.shtml/arkistot/ralli/2010/02/1055343

ミキ・ライコネンとエッツィ

第1に明らかなことがある。キミ・ライコネンはラリー・スウェーデンで、もっとも有名なドライバーで、最大のスターだ。

公式のオープニングセレモニーで、6度のワールドチャンピオン、セバスチャン・ローブは、カメラマン達がライコネンを取り囲んでいる間、黙って自分の車の隣に立っているしかなかった。

スウェーデンのメディアによれば、ライコネンのオートグラフセッション中は、まるでビートルズを囲むようなヒステリー状態だったという。

イタリアのオートスプリント紙は、ライコネンのWRCでのパフォーマンスの特集記事を作るために、記者をスウェーデンに送った。

スウェーデン人達は、ライコネンのことを、自国の最大のスター、カロリナ・クラフト(※陸上選手)と比較している。

しかし、全員がキミの名前を知っているわけではない。なぜなら、カール・フィリップ王子は、後に訂正するまで、「ミキ・ライコネン」と呼んでいたからだ。

ユーモアのあるプレスリリースを出すことで有名なレッドブルは、ラリー・スウェーデンのリリースで、ライコネンの「アイスマン」の呼び名を取り上げた。

「キミ・ライコネンはアイスマンと呼ばれています。これは、彼がスノーマン(雪だるま)の兄弟だったり、レッドブル・カクテルにどの程度氷を入れればよいか正確に把握している人間だからというわけではありません。また、彼はアイスマン・エッツィとも関係がありません」と、レッドブルは、彼らの新しいフィンランド人スターについて述べた。

エッツィは、アルプスで発見された、約5300年前の凍った人間のミイラのことだ。

世界中で有名なこの2人のアイスマンには、ある共通点があると思う。エッツィには57のタトゥーがあり、キミもいくつかタトゥーをしているというだけではない。人々は、彼らの両方に大いに関心を抱いているということだ。大勢の旅行者が、博物館にあるエッツィを見に訪れている。同様に、大勢のラリー観戦者が、現代のアイスマンを一瞬見るためだけに、KarlstadやHagforsのステージに立っているのだ。

エッツィww ミキ・ライコネンww スウェーデンの王子様は、キミのことをご存じなかったようで。
そういえば、去年のラリー・フィンランドでもJ SPORTSの速報で「ミキ・ライコネン」と呼ばれてました。
去年、この動画をキャプチャーしてた自分をちょっとほめたくなった。

おまけ。SS2でのキミのオンボード映像

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コメント / トラックバック 2 件

  1. AA より:

    こんばんは~!

    ラリーって追うのホントくたびれますねぇ…。
    ライブ映像がないのがやっぱり何とも心もとないし。

    でもこの間のラリーと違って、ラリーラジオが有るのは本当に助かりますよね。ラップランドの時はフィン語の放送しかなくてわからないのに苛立ち、真剣にフィン語を勉強しようかと思いました(笑)。

    私もP-F1のRally Monster Thread読んでますが、気が狂いそうになる時が有ります(笑)。

    MTV3のこの記事も超受けました~~!

    さらに、SS6でスノーバンクで立ち往生した時の話(Kajが交通整理、キミが雪かき)も後で聞き、キミがシャベルで一生懸命雪を掻きだしてる写真を見て、またまた爆笑しましたが、リアルタイムでは「何が起こってるの~~~!」って叫んでました。なんでも観客が全然居なくて、誰もキミの雪かきを手伝ってくれなかったんですってね。MTV3だけが場所を嗅ぎつけ雪かきするキミの撮影に来たとか。「撮影しないで手伝えよ、お前ら!」って思ってたよねきっと(笑)でもその映像見たい(爆)!

    ポイント狙えそうだったけど、これも経験ってことで、ひとつひとつ階段を上って行ってほしいですね。とはいえ、私もP-F1の人たち同様、いつまで辛抱してられるかしら?ってちょっと思ってしまいます。

    この間のラップランド・ラリーに来たロバートソンが、開口一番「それで、パドックはどこ?」ってサービスパークで言い放ったそうです(悪気はない)が、F1の豪華で金ぴかのグラマラスなパドックから、いきなりそこらへんに建てられたテントしかないラリーに来て唖然とする彼の気持ち、別の意味で今私も味わってる気がします。キミ、あなたはやっぱり凄い…スポンサーへの愛想笑いより、極寒での雪かきの方が好きなんて、やっぱり変人ですよね(笑)。

    明日は1日講義に行くので、まったく見られませんが、またなんかやらかしそうですね(笑)。ゆかりんさんの土曜日の報告記事、楽しみにしています!

  2. yukarin より:

    >AAさん
    こんにちは~。WRC開幕に、オリンピックにF1テスト、
    イベント盛りだくさんでただでさえ大変。そしてやっぱりラリーは全部タイムをチェックしてると疲れますね~。
    PCの前で追いかけてるだけでこんなどっぷり疲れるなんて・・・実際に観戦するとどうなんでしょう。
    現地にいるほうが楽なんでしょうか。ユバスキュラが楽しみでもあり、ちょっと恐れつつもあり(汗)

    ライブラジオあって、本当によかったです。
    まぁ、私の場合は英語のヒアリングに多少問題ありますが・・・それでも全く理解不能だったラップランドラリーのラジオと比べると天と地の差です。欲を言えば、他のドライバーはインタビューがよく入るのに、キミのはほとんどない・・・ごくたまに。
    レポーターが捕まえようとすると、キミはさっさと走り去ってるのかもしれないけど。。。

    ミキ・ライコネンには大爆笑でした。

    キミが埋まったのは、誰も観客がいない場所だったんですね・・・不運にも。
    それを発見したMTV3、すごすぎる!
    写真と動画にも笑ったけど、あまりに小さなシャベルでかわいそうすぎて(笑)
    カメラマン、手伝え!と、私も思いました(^^;

    スティーブさん。「パドックどこ?」って・・・(爆笑)

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