モンテゼモーロ、「キミがマッサをサポートするのは明白」

フィアット会長のルカ・ディ・モンテゼモーロがイタリアのスポーツ紙Gazzetta dello Sportに語った談話が、Autosport.comに掲載されています。

談話の一部は、GPUpdateのニュースになっているのですが。
モンテツェモーロ 公道サーキットはお気に召さず

キミファンにとって重要なのは、談話の後半部分。モンテゼモーロは「ライコネンがマッサのサポート役をすべきであることは明白」と述べています。これまでライコネンを擁護し続けてきたモンテゼモーロもついに、、、といったところでしょうか。

LKJ

この部分は日本語のF1ニュースサイトでは掲載されていないようなので、一応わたしの日本語訳を付けておきますね。例によって英検3級レベルなので、間違いがあったらスミマセン(;^ω^)

キミのチャンピオンの可能性はかなり低くなっていますし、キミ自身も「自分はチャンピオン争いから外れてしまった。僕は、チームが何を望んでいるかわかっている」と述べているので、ファンにとっては悲しいですが、今後サポート役に回ることは確実だと思います。

ライコネン、シンガポールGP決勝後のQ&A

それでも、キミは常々言っているように、勝利を切望しています。日本GPでハミルトンが3ポイント以上獲得した場合キミにチャンスがなくなりますが、勝てるチャンスがあれば勝ちに行くはず。 2008年シーズンも残りわずかとなりましたが、ここからライコネンの「王者らしい」走りが戻ってくることを祈っています。そして、あの2005年鈴鹿のような、素晴らしいレースを再び見ることができますように!

<以下翻訳文> モンテゼモーロ、語る

フェラーリのトップ、ルカ・ディ・モンテゼモーロは、「セーフティカーがショーを盛り上げなければならないようなことはF1の恥である」と述べている。

シンガポールGPが広く賞賛されているにもかかわらず、このイタリア人はF1初のナイトレースを開催したアジアのストリートサーキットにも、批判的である。

Gazzetta dello Sportによると、モンテゼモーロは「残念ながら、サーカスか何かを開催したほうがよいと思われるトラックでレースをすると、何が起こるかわからない。見せ場はセーフティカーによってもたらされるのだから」と語った。

「これはF1の恥だ」
「わたしは、次の週末に、他のすべてのチームとこの件を話し合いたい」

モンテゼモーロは、レース週末の前にすでに、シンガポールやバレンシアのようなストリートサーキットはスポーツにとってよくないと述べていた。

彼は先週、「シンガポールは、バレンシアのようにオーバーテイクができない期待はずれのサーキットという印象を受けた」と語っている。「これらのサーキットを推し進めるのは、F1にとって不幸な将来を招くだろう」

それまで問題なく進んでいた日曜のレースは、セーフティカーによってひっくり返され、ルノーのドライバ-、フェルナンド・アロンソが大方の予想に反して、今シーズン7人目の勝者となった。

レースでは、フェラーリは2006年以来初めてノーポイントとなる、最悪の結果だった。フェリペ・マッサはルイス・ハミルトンに7点差となり、チームはコンストラクターズでもリードを失った。

それでも、モンテゼモーロはフェラーリが再び跳ね返すことができると自信を持っている。

「つらい1日だったが、まだ残り3戦ある。わたしは、どんな状況でも最後まで戦うことができると常に証明してきたフェラーリの人間すべてを信頼している」。「昨年、ブラジルの最終戦でまさにそれを見たではないか」とモンテゼモーロは付け加えた。

「車はもっとも速い。マッサも最速だ。そしてわたしはライコネンが残り3戦で、ワールドチャンピオンとしての姿を見せてくれるよう期待している」。

「フェラーリは、これよりもはるかに難しい時期を乗り越えてきた。我々は週末を通して、我々の車が最も速く、マッサはドライバーとして実に素晴らしい予選を見せてくれた」。

「わたしは、マッサとライコネンに、残り3戦すべて1位と2位でフィニッシュすることを望んでいる。どんな場合でも、マクラーレンの前でなければならない」。

モンテゼモーロはまた、次のように述べた。 「キミ・ライコネンがマッサをサポートする役割を担うべきことは“明白”である」。

「すべてのドライバーは、チームのためにレースをしているのだということは、言うまでもない」と彼は付け加えた。

「フェラーリには、たまにはミスをするかもしれないが、素晴らしいメカニックがいる。明らかに、あのミスを犯した人間は今もっとも落胆している。しかし、彼は他のみんなと同じように、我々とともにいるべき価値があるのだ。また別のとき、他の者も結果をひっくり返したことがあるのだから」。

「我々はワールドチャンピオンであり、まだ勝つことができる。これらのひときわ優れた人々がいて、我々が負けるかどうか、見てみようではないか。次のレースでは、すばらしい結果が見られるだろう」。

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