モンテゼモーロ、FIAは改革か離脱の2つに1つ

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ただいま、フランスではル・マン24時間レースが開催中。トロ・ロッソのブルデーが参戦ということで、話題にもなってます。ブルデーの出身地はル・マンなのですね~。オフィシャルサイトのライブタイミングを見ると、ブルデーが乗っているプジョーが現在トップのようですよ。

で、そのル・マンにフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロが観戦にやってきてます。autosport.comにインタビュー記事が掲載されています。

ルカ会長によると、FIAには、FIA自信を改革するか、FOTA側のチームが離脱するか、道は2つに1つしかない、と。

ルカ会長のコメント部分だけ、日本語でご紹介します。

1244899403 「2~3年F1につきまとっていた問題が解決されるだろう。私が希望しているのは、責任あるFIAが、私が望むように、または他のスポーツのように、私たちのチャンピオンシップを運営することだ。エンジン、ギアボックス、ブランド、技術、組織、資金があれば、難しいものではないからだ。そうすれば問題は解決するだろう。わたしは早くそうなるよう、願っている」

「(問題となっている)レギュレーションのままでは、またフェラーリの権利が守られない状況では、私たちは来年のF1チャンピオンシップにエントリーしない。とはいえ、私は今日はF1についてあまり話したくないんだ。ここはよい雰囲気だからね」

「問題が解決されることを願っている。私は、1973年にフェラーリのチームマネージャーとして働き始めた。私たちはF1開始時から参戦している唯一のマニュファクチャラーで、中断したこともない。フェーリにとってF1は命の一部であり、血であり、DNAなのだ」

「私はうれしくないよ。他の人達もそうだ。このような状況になってしまい、一般の人や観客に対してとても申し訳なく思っている。F1をF3にしたくはないんだ」

「私たちはF1のDNA、技術、革新性、競争を維持するだけでなく、発展させたいのだ。コストに上限を設けるには、熟慮してほしい。皆が、かけ離れた額を使っているのだ。私が思うに、FOTAは2009年、エンジンとギアボックスの一般的なコストについては50パーセント以上も削減したことを証明している」

「私たちは、この方法を続けるつもりだ。私たちは協力し、解決策を見付けようとしている。FIAの中にも、今トラブルを作るべきでないことを十分理解している人物がいると信じている」

「とにかく、私たちの状況は前向きで、非常にクリアだ。必要なのは、統治、しっかりしたルールだ。6カ月ごとに変わるルールーあるときはKERS、また別のときには共通エンジンといった具合で、こんなものは、誰も理解できない。今後の、コストと収入のバランスをとり、新しいチームを参戦させるためにも。

私は新しいチームを歓迎している。チームというのは、F3ではなくF1のチームという意味だ」

(ル・マンのプロジェクトがF1でのレーシングの代わりになり得ただろうかと聞かれて)「トップレベルで競争することは不可能だと思う。たくさんのシリーズで勝とうとするのはできないだろう。私が思うに、F1、ル・マン、インディなど非常にチャレンジングなアメリカでのレースと、それぞれある。

我々の意志は、条件が整えばF1に参戦しつづけることだ。もしそれができなければ、インターネットで私たちにメッセージを送り続けている世界中のティフォシに対して私が言っているように、フェラーリのDNAはレースにあるのだ。もし私たちがF1をやめれば、別のことをやるだろう。間違いなく、ル・マンは第一の選択肢になるだろう」

 

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キミが来年F1にいないなんて信じたくもないし、フェラーリやBMW、マクラーレンといったビッグチーム抜きでウィリアムズ、フォースインディア+新規チームで戦うF1って何??

今年はバトンの独走でただでさえ面白くないのに、こんな政治的なゴタゴタで余計にガックリ。
モズレー、バーニー、いいかげんにしろ~!!!

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