2006年F1 マレーシアGP観戦記(2)
■マレーシアへ
3月17日、金曜日に成田を出て、クアラルンプールへ。04年の夏にダイバーになって以来、ダイビング目的以外で海外に行くのは初めてです。ダイビングの 器材がないから、荷物が軽い!(普段は30kg近いキャリーをガラガラひっぱっていってます)。背中のカメラバッグは重いけど。
クアラルンプールに到着。空港にキミの等身大パネルがあったので、早速、記念撮影(モントーヤのパネルもありましたよ。写真撮ってないけど)。
ジェンニちゃんと一緒の写真では背が低く見えるキミだけど、私と並べばこんな感じ。
■土曜日 サーキットへ
朝、8時半頃にクアラルンプール市内のホテルを出発。専用バスでセパン・サーキットに向かいます。サーキットは空港の近くにあり、市内からは車で1時間ほ ど。タクシーで行くとRM70~80(RM=リンギッド。RM1=32円くらい)らしいです。グランプリ開催中はRM120くらいになるそうだけど、それでも安いですね。
観戦券はピットストレート前のクリスタルでRM1200。日本の物価からすると安いけれど、マレーシアではかなり高額なのでしょうね。一番安い席だと1500円くらいらしいです。
セパン・サーキットにやってきました |
土曜日の朝は、まだ人がまばらでした。入り口では荷物チェックがあります。食べ物・ 飲み物は持ち込み禁止なので、持ってたペットボトルの水は没収されました。サーキット内ではソフトドリンクがRM5。市内ではRM1.2、ホテルでも RM2だったので、サーキット内での値段はかなり高いです。食べ物はホットドッグやハンバーガーに飲み物付きのセットがRM20~RM25でした。
グッズを売ってるショップを軽くのぞいた後、自分の席を確認&サポートレース観戦に。
うわ~、ポディウムの真正面。すぐ斜め右がポールポジションです~。「ああ、明日はキミがポールポジションで、表彰式では私の目の前に立ってくれるのか~」と妄想をふくらませてました。
今回は初めてのF1観戦なので、できるだけ自分の目で見ようと思って、そんなに写真撮るつもりはなかったのですが、一応カメラは持ってきてました。レンズは結局80-200mm F2.8と2倍のテレコンを持ってきました。ワイドはIXY DIGITAL320(←かなりやる気がない)。明日の表彰式では、毎秒8コマの連写でキミの姿を…とまた妄想モード。
それにしても80-200mmのレンズにしてよかった~。こんなに近いと思わなかったので、300mmだと焦点距離が長すぎて車を撮るのは絶対無理(さらに、デジタル一眼なので焦点距離は1.5倍になるし)。テレコンもいらなかったかな~?(←翌日、必要になった)
自分の席から。ワイド端でこんな感じ | 同じく自分の席から。テレ端(テレコンなし)でこんな感じ。マクラーレンのピットです |
そういえば、カーレースはもちろん、レースと名の付くものを生観戦するのって初めてかも? かな~り前に行った競馬くらい? サポートレースでも、すっごい音&スピードで驚きました。これがF1だと、音もスピードも何倍もすごいはずですよね。
■土曜日 フリー走行
フリー走行が始まりました。次々にマシンがコース上に出てきます。きゃー、すごい音。まさにエキゾーストサウンド。車が走り去った後も音が耳の中で響いてます。
レースに初めて来たのだから、当然ながらレースの写真を撮るのも初めて。テレビで見るより、想像以上にスピードが速く感じる。さらに私がいるのはストレートだから、車のスピードも出てるわけで。
F1ってよく考えれば(よく考えなくても)、最も速いカーレースなのね、ということに今さら気づく。この状況をダイビングで例えると、Cカードと器材は 持ってるけど、全くファンダイブしたことなくて、いきなりパラオのブルーコーナーに潜ったら超ドリフトダイビングだった…みたいな感じ?
とりあえず速めのシャッター速度で1枚撮ってみました。アロンソです
もうちょっとシャッター速度を遅くしてみました。あまり変わらないか。。。佐藤琢磨
ミハエル・シューマッハ
3度目のフリー走行の結果は、ミハエル、アロンソ、フィジケラ、バトン、クリエン、ライコネン、ラルフ、ニコ・ロズベルグ…以下続く。ライコネンは6番 手。モントーヤは16番。モントーヤはかなりエンジンをセーブして走ってたみたいです。F1は初めての私ですら、明らかにエンジン音が低いのが分かりまし た。ミハエルの調子がいいし、ルノーも好調。思いの外、レッドブルとウィリアムズが速い。予選はどうなるのでしょう~??
2006年マレーシアGP観戦記目次
(1)初めての観戦
(2)灼熱のマレーシア←いまココ
(3)世界で22人しかいない人