ライコネン、スペインGP木曜日のコメント「新しいチャンピオンシップなんてない」

2009年F1グランプリ » この記事

こちらも、フェラーリ公式サイトに掲載さいれているニュースから。木曜日に、キミがマスコミに答えたコメントをご紹介します。

Raikkonen: “no new championship”
ライコネン:「新しいチャンピオンシップなんてないよ」

キミ・ライコネンは、ここ数日、忙しい日々を過ごした。水曜日、彼はロンドンにいて、リージェント通りの新しいフェラーリストアの公式オープンに立ち会った。そして木曜、カタロニア・サーキットでメディアとの取材に応じた。通常よりもはるかに多くの報道陣に囲まれた。多くのF1メディアにとって、ヨーロッパでの第1戦であるこのレースが、彼らにとっての1年の最初のレースでもあるのだ。

そしてまさに、このフィンランド人ドライバーが尋ねられた最初の質問は、「スペインGPが彼とチームにとって、新しいチャンピオンシップの始まりのように感じるか?」というものだった。

「いいや、そんなことは絶対ないよ。新しいチャンピオンシップのわけがない。現実的にならなきゃいけない。僕らは車を良くするために、いろんな開発を行ってベストを尽くした。そして風洞から得られた数値は、励みになるものだったよ。だけど、他のチームが何をしたのか、待って見てみる必要があるね。金曜の終わりには、初めて大体の考えがわかるだろう。そして土曜日の予選が終わって初めて、皆が行った開発がグリッド順位をどう変えるか、より現実的なイメージを得られるよ。


今回のレースから軽いシャシーを使えるよう、チームが本当に一生懸命働いてくれたことが、うれしいよ。僕らにはKERSがあったほうがよいのだけど、(シャシーが軽ければ)KERSシステム搭載による重量増加を確実に助けてくれるからね。僕はフェリペよりも10キロほど体重が重いから、軽いシャシーはうれしいよ。新しい空力パーツから得られる余分なダウンフォースと結びつけば、違いが出るよ。どのくらいかって? それは見てみないとわからないよ」

ライコネンは、彼がグランプリで最後に勝ったのが、1年前のここバルセロナだったことも思い出すことなった。「僕にとっては、何の違いもないよ」と、彼は一蹴した。「レーシングドライバーにとっては、すべてのレースが再びスタートしてトライして勝ためのチャンスなんだ。それは僕も同じことさ」

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