たまったF1雑誌を丸ごとスキャンしてPDF化!

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皆さんは、普段どんなF1雑誌をご覧になってますか?

私は、やはり定番のF1速報。これは毎号購入してます。
そして、たまにF1 RACING、グランプリトクシュウ、週刊オートスポーツ。

しかし、F1ファンにしてキミファンの皆様、今年はさらに購読すべき雑誌が増えそうですよ。

WRC雑誌、『WRC PLUS』です。これまでは、時々しか買ってなかったのですが、今年は毎号購読必須になりそう。


F1速報やオートスポーツと同じ、三栄書房から出てます。DVD付録付きで1580円です。うう、高い・・・。

 

買う雑誌が増えると、すぐにたまって本棚を圧迫するのが悩みの種。
そこで、今回、雑誌をバラバラにして丸ごとスキャン→PDF化に挑戦してみました!
これで、たまった雑誌がスッキリなくなる!!!(はず)

■用意するもの
・裁断機
amazonとか楽天で1万数千円で売っている大型裁断機です。
雑誌を一気にバサっとカットできます。

550枚の用紙を一度に裁断できるとか。
中国製です。
国産メーカーの裁断機(プラスのPK-513Lという製品)は3万円ほどします。その半額以下なので、安さを優先してみました。

ちなみに、とてもデカイです。重いです。用済みになったら、とっても邪魔なことこのうえなさそうです。 amazonのレビューにある通り、到着時にはさび止め油がたっぷり塗ってあります。レビューで拭き取りに1時間ほどかかったと書いてる人がいましたが、数回拭けばOKでした。個体差があるのかな?

・シートフィードスキャナー

ScanSnap S1300を使用しました。
amazonで2万円強です。
この分野はこれまでScanSnapの独壇場でしたが、最近、キヤノンのimage FORMULAという製品が出てきて、けっこうよさげです。名前もFORMULAだしね(^^;

一度に大量の用紙を読み込めてスキャン速度も速い機種もありますが、値段が高いうえにでかいので、普段机の上に置いておくには、このクラスがよいかと。デカイ裁断機買ってるくせに、スキャナーの大きさを今さら気にしてどうする、という感もありますが・・・。

■方法
雑誌を裁断機でばらします。

すごいです!一度レバーを下ろすだけで、雑誌があっという間にバラバラに。
カッターでちまちま切るのとは、スピードが段違い。 ザクっと切れるときの感触が気持ちいい~!

製品のキャッチコピーのように550枚一気に、というのは疑問ですが、F1 RACINGごとき、楽勝です。

国産裁断機のPK-513Lには、裁断位置をLED表示で確認できる機能があるそうですが、これにはそんな機能、もちろんありません。思った位置で切れるまで、何度か不要な雑誌で試し切りをしたほうがいいですよ! また、PK-513Lのように、刃が垂直に降りる仕組みではないので、気を付けないと、少し斜めに切れてしまうこともあります。PK-513Lを使ってないので、違いは体感できてませんが・・・。

F1速報のような、中綴じの雑誌は、あらかじめ止めてある針をはずしてから裁断したほうがよいです。針に刃が当たって傷まないように。

F1速報なら、数冊まとめて裁断できます。

が、ここで問題発生。

F1速報って、A4より微妙に大きいのです。ScanSnapで読み取れる原稿サイズはA4まで。
そのままでは、用紙をセットできません!
文字が切れないところギリギリまで、左右をそれぞれ落とします。

こんな作業、やっぱり裁断機なしではムリでしょう。


バラバラにした雑誌を、スキャンします。デスク周りを片付けてないので、スキャン中の写真は割愛(^^;
そのうち、追加するかも。

ScanSnap S1300は一度にセットできる用紙が10枚なので、小分けにしてセット。フィーダーの用紙が残り1~2枚になったあたりで、次の用紙を足すという手法で、途切れることなく1冊まるごとスキャンできました。

カラー150dpiでスキャンして、130P程度の雑誌なら8分くらいでスキャン完了でした。これを普通のスキャナーで1ページずつやるのは果てしない作業ですね・・・。

ちなみに、スキャンしたものは、自動的にPDFになります。ScanSnapに付属している読み取りソフトでは、パソコンで作業をしていないときを見計らって、自動でOCR化を行ってくれます。なので、スキャンし終わったPDFは、適当に放っておけば、いつの間にか透明テキストが付いている。

透明テキストが付けば、キーワード検索も可能になるので便利!

150dpi、圧縮率3(普通)で、F1 RACINGが37MB、F1速報が30MBくらいでした。DVD-R1枚に100冊以上が余裕で入る計算になります。

150dpiでスキャンしたPDFをAdobeReaderで100%で表示したときの見え方(画像はGIF化してあります)。
まあ、文字は読めるかなという感じ。さして思い入れがなく、とりあえずPDF化しておきたいという用途ならこれでもいいかも。

ORCでは誤認識はありますが、主要なキーワードはそこそこひっかかる程度に可能。


こっちは200dpiでスキャンしたもの。文字も読みやすいですね。最近はHDDの容量も飛躍的に多くなっているし、容量をあまり気にしないなら200dpi以上がよいかもしれません。

特に、白地に黒の文字なら低い解像度でもよいのですが、黒地に白抜きの記事などは、解像度が150dpiではやや読みづらい印象を受けました。

【150dpiでスキャンしたPDFの透明テキスト】
2007年のFlワールドチャンピオン、キミ ライコネンが 3月の夏体み期間中に歴史的なれ戦を行った。
かつては1000湖ラリーとも呼ばれた伝統のイベント、そして現在の世界ラリー選手権カレンターの中で届指のハイスピードラリーでもあるラリーフィンランドに】場したのだ。

【200dpiでスキャンしたPDFの透明テキスト】
2007年のFlワールドチャンピオン、キミ・ライコネンが、8月の夏休み期間中に歴史的な挑戦を行った。
かつては1000湖ラリーとも呼ばれた伝統のイベント、そして現在の世界ラリー選手権カレンダーの中で屈指のハイスピードラリーでもあるラリーフィンランドに出場したのだ。

150dpi時に誤認識された箇所(赤字の部分)が、すべて正しく認識されてます。

PDF化しておくと、iPhoneでも読めます。 ↓iPhoneで表示したとき。容量が大きなPDFを読むには、Good Readerのようなアプリを使うとよいです。



 

いやー、おかげで、本棚はスッキリきれいになりました!!!

といいたいところですが、本日は4冊ほどスキャンした時点で時間切れ。
まとまって時間があるときに、一気にやりたいです。そんな日がいつあるかというのが、問題なわけですが・・・・
そして、その間にますますたまる雑誌の山。あうあう~。

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コメント / トラックバック 3 件

  1. aki より:

    ゆかりんさん、こんにちは!

    雑誌のPDF化、すごいです! ていねいに教えてくださって、ありがとうございました。私も、ゆかりんさんほどじゃないと思いますが、雑誌が溜まっていて、どうしようかなぁと思っていたところで。。。
    550枚の用紙を一度に裁断できるって、すごいですね~ そんな機械(?)があるなんて、知りませんでした。スキャナは、当分会社のをこっそり使うことにして、裁断機の購入を考えます。

    『WRC PLUS』もこれから読んでみます。

  2. yukarin より:

    >akiさん
    雑誌って、ほんとすぐに溜まりますよね~。
    キミの記事がちょっとでもあったりすると、なかなか捨てられなくて。
    裁断機って、でかくて邪魔ですが、やっぱパワーはすごいです。数冊まるごとカットできます。

  3. ごんた より:

    はじめまして。
    参考になりました!
    ありがとうございます!!

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