キミ・ライコネンのラリー・フランス プレビュー「フランス万歳!」
久々にキミのコラムの翻訳なぞ・・・。今週末はラリー・フランスです! 3連戦だったので、自分がその場にいないのはちょっと寂しくもあり・・・さすがに体力もお金も持ちませんが(^^;。
シトロエンにとっての母国ラリー。きっと大変な盛り上がりなのでしょうね。例年ラリー・フランスはコルシカ島を舞台にしていたのですが、今年からアルザス地方に舞台を移しました。誰も経験がないという点で、ブルガリアのようにキミにもメリットがあるとよいのですが。
いつものように、Nicoleが英訳してくれたフィン語版からの翻訳です。
Vive la France!
(フランス万歳!)夏の初めのラリー・ブルガリアでスピードが好調だとわかってからずっと、カイツとともにこのラリーを楽しみにしてきたんだ。
今シーズン2度目の新しいターマックラリーは、フランスだ。他の人たちも、ここ10年来のノートや慣れ親しんだ道の知識が使えないから、僕らに少し利点があるよ。
日本の後にテストはなかったけど、トレーニング目的とフィーリングをつかむために、フランスでRally Vosgienに参加した。うまくいったよ。車のフィーリングと、道の感触をつかむことができた。道は、いま僕らがドライブしようとしている場所と似ているんだ。
その短いラリーでできた仕事には、カイツ共々満足しているよ。最初、僕らは間違ったセットアップを選んだけど、基本部分に立ち返った後は、車にとてもよいセットアップを見つけることができた。
レースどうなるか前もって述べるのは、いつも難しいよ。その場所に着いてドライビングを始めた後は、すぐにリズムをつかんで、序盤で何の困難もなく、コツをつかめるよう願うだけだよ。
大きなミスなく、フィニッシュラインに到達しなければならないだろう。だけどそれはわからないよ。残念ながら、僕は他の人たちよりもラリー経験が少ないし、常によい結果を得られるには、経験を積む以外にないからだ。
今週末は、シトロエンチームにとって特別なものになるよ。フランスでフランスの車をドライブするときは、たくさんのサポートとファンがいるんだ。
フランスの人々は、フィンランドの人たちと同じように、ラリー・ピープルだよ。
セバスチャン・ローブは、再度のチャンピオンを堅固なものにするチャンスがある。そして彼のホームラリーで勝って同時にタイトルを獲得できるよう、彼が全力を尽くすことは間違いないよ。
僕らは自分たちのベストを尽くすために向かうよ。ここ2戦では、本当に単純なミスを犯している。ターマックでは、僕のフィーリングはすぐに向上するんだ。結局、ターマックが自分にとってより慣れている路面だから。少なくとも、ブルガリアの前に出たイタリアのトレーニングラリーは助けになったから、同じ作戦がここでもうまく行って、フランスの道でよいリズムをつかめることを願うよ。
だから、ヴィブラ・フランス!(フランス万歳)
眠そう・・・。
とにかく、ミスなく完走してくれますように! キミはスピードはあるのに、ミスをしでかしてタイムを大きく失ってますから・・・。日本では、観戦エリアがあまりに限られているため、コースオフ=リタイヤになってしまったし。日曜朝とか、特に鬼門。寝太郎、時差には強くても、早起きが弱い・・・。3日間朝から夜まで集中力を切らさず走り続けるって本当に過酷なことですが、がんばってほしい。
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