バーレーン木曜のプレスカンファレンス、ライコネン、金曜日はKERSを使用せず

2009年F1グランプリ » この記事

バーレーンGPでの木曜のプレスカンファレンスが行われました。ドライバーは、トヨタのグロック、BMWのクビサ、ルノーのピケ、そしてキミが登場しました。

プレカンの全文はAutosport.comをどうぞ(英語ですが)。

キミの質疑応答だけ、抜粋して日本語でご紹介します。

Q.キミ、予選ではトップ10にいますが、これまでは10位フィニッシュが最高です。これまでのことをどう思いますか?
キミ:
チームも僕も、望んでいたものじゃないのは確かだ。だけど残念ながら、今の僕らの車には速さがないんだ。次のレースでは、いくつか新しいパーツを搭載することになっているけど、今回のレースは、また難しいものになるだろうね。願わくば、(冬に)ここで行ったテストが少し助けになって、幾分マシになれればよいのだけど。だけど、まだわからないな。待ってみる必要がある。

Q.キミ、またKERSを使う予定ですか?
キミ:明日(金曜日)は僕は使わない。フェリペがKERSを使って、それからどうするかを決める。KERSを搭載して問題が何も起きなければ、僕の車にも搭載する。だけど、本当は僕はもう少し様子を見て、KERSありとKERSなしの2つの車を比べて、少し違いを見てみたい。それが明日僕らが主にやることだよ。

Q.あなたはKERSにあまり肯定的ではないようですが。
キミ:KERSはほんのわずかな場所では速いけれど、(KERSなしだった)前回のレースの予選でも、車はそれほど悪くなかった。中国ではKERSがあればもっと速かったと思うけれど、KERSに問題があった。僕にとっては、KERSがあろうとなかろうと、ドライビングに大きな差はないよ。

Q.ディフューザーの修正版は、いつ搭載できるのですか?
キミ:次のバルセロナでのレースから、新しいパーツを搭載できることを期待している。

Q.過去、あなたはここで2位と3位になりました。そしてテストでもうまくいっていました。バーレーンでは少し自信がありますか?
キミ:さっきも言ったように、今年の初めのテストが、今週末僕らの助けになることを願ってる。通常なら、バーレーンは僕らにとって好感触だよ。もちろん今は、過去数年と同じポジションにはいないけれど、それでもここでは、これまでのレースよりは、チャンスがあると思うよ。

Q.まず、キミに質問です。今シーズンのドライバーズチャンピオンシップをリードしている人達に驚いていますか?もしそうなら、いわゆる新顔が、これまであなたのテリトリーだったポディウムに上がってくることを歓迎しますか?
キミ:彼らがポディウムに上がるのは当然のことだよ。彼らがF1で新顔だとも思わない。それほど驚くことじゃないよ。これらのチームは、冬のテストで速かった。今の僕らには速さがない。すぐにでも、できれば次のレースで、状況が好転することを願っているよ。彼らを歓迎するよ。確かに、僕らがポディウムに上がったほうがうれしいけれど、今の僕らは、そのポジションのために戦える場所にはいないんだ。だから僕らは、ここでできることでベストを尽くすだけだ。そして、次のレースでは戻ってこられるよう願っている。

Q.5週間の間に4つのレースがあります。以前は、次の週末はみんなテストに向かったものですが、休暇を楽しみにしていますか? それとも抜け出してたくさんの新しいパーツを試すほうがいいですか?
キミ:今の僕らのような状況にいれば、レースの前に新しいパーツを試すほうがよいだろうね。だけど、仕方がない。ちょっと休暇があるから、次のレースに向かって、そこで解決するよ。

Q.ロバ-ト、キミ、あなた方はおそらくファクトリーに行って、すべてを詳細に調べ、もしかしたらシミュレーションもするかもしれないということですか?
クビサ:もちろん、ファクトリーに行くよ。だけど、全員が問題について理解している。だから、ドライバーから新たなインプットは必要ないだろう。僕らはシミュレーターをもっていないから、シミュレーションはしない。だけど、もちろん、ドライバーの視点からできるかぎりのことをして、チームを助けるようがんばるよ。しかし、さっきも言ったように、問題は全員がわかっているから、さらにミーティングなんかは必要ないだろうね。

キミ:ほぼ同じだ。全員が100%の力で仕事をしている。彼らは何をすべきかわかっている。僕らにとって困難な時期なのは間違いない。いずれにせよ、僕にはやることがある。ファクトリーに行くかどうかは、まだわからない。彼らが僕を必要とするなら行くだろうけど、みんなは何をすべきかわかっているからね。通常、必要なときにはミーティングを開くけれど、僕らはここにいて、いつも問題について議論している。だから、多分、ファクトリーに行く必要はないんじゃないかな。

Q.キミ、今週末、チームまたはあなた自身のためにポイントを取らねばならないことで、自分自身やフェラーリからプレッシャーを感じますか?
キミ:もちろん、ポイントが欲しいよ。だけど、プレッシャーは何も感じない。僕らは常にベストを尽くすようがんばっている。残念ながら、今のところはポイントを取れていない。僕らは全員が1つのチームで、レースが良くなかったときは、みんなが悲しい気分だ。だけど残念ながら、今のところ仕方がないんだ。ここで僕らができることで全力を尽くして、願わくばポイントを取りたいね。

Q.キミ、18カ月前にあなたがワールドチャンピオンだったときに比べて、3レースを終えてノーポイントのこの状況を信じられますか?
キミ:F1では状況はすぐに変わってしまうものだ。それはわかってる。新しいルールもあった。もちろん、冬のテストはとてもよかった。多分、前回のテストで、僕らが望み通りのポジションではないだろうとわかった。チームとしては期待通りのシーズンのスタートではないけれど、とにかく一生懸命働いて、状況を改善して、望んでいるところに戻ってくる必

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