ヨーロッパGP 地上波のかなり的外れな解説。ロリポップなんてない!
今回のヨーロッパGPは、ライコネンのにとっては残念な結果となってしましました。
また、アロンソの走りを楽しみにしていたスペインの観客も、1週目でリタイヤという結果にはさぞガッカリしたことでしょう。中嶋一貴はスペインで嫌われちゃうでしょうね。
我らがライコネンといえば、汚れた側からのスタートだったため、スタートでコバライネンに抜かれ、クビサにひっかかり、さらにピットから出てきたマッサの後ろになってしまうという、不運続き。2度目のピットストップで、コバライネンと同時ピットイン。静止時間がコバライネンより短ければ前に出られて4位のチャンス! が・・・そのピットストップで焦ったのか、給油リグがまだ抜けていないのにスタートしてしまい、ホースを引きずり、メカニックを1人ひいてしまいました。
最後はエンジンブローでリタイヤという、最悪の結果です。
さて、問題のキミの2度目のピットストップでのアクシデントを地上波で見ていたら、あれれ?と思う出来事がありました。
↓問題の映像です。CSと地上波の解説を比較しました(CSは、レース終了後に、映像を振り返りながらの解説です。ライブタイムではありません)
地上波の解説の片山右京さんは、リプレー映像が出たとき、
「これは・・・まだ止まってなきゃいけない指示をする旗・・・ロリポップが上がってますね。信じられないミスだ」と言ってました。
旗??
ロリポップ??
フェラーリにはロリポップは、ありません!!
去年のベルギーGPくらいから、ロリポップをやめて、信号に変えてます。
今回のアクシデントは、青信号が点灯していないのに発進してしまった、キミのミスです。レース後のコメントでも、「自分のミス」と言っています。
さらに、別角度からの、信号の状態が確認できるリプレイ映像が出ても、塩原アナウンサーは、「前にいた止めているはずのスタッフがどけてしまっては、当然ライコネンも・・・」と言ってるのですが、もともと「前で止めているはずのスタッフ」はいません。
塩原アナウンサーも、解説の右京さんも、フェラーリの信号のこと、知らないのでしょうか??
去年からずっとフェラーリはロリポップ使ってないことを。
あと、右京さん!!
キミのピットでのアクシデントのせいで、キミがコースに戻ったときはトゥルーリが前になったのですが、「よし!ヤルノが前だ」って。
人が思いっきりはねられた事故の後なのに、「よし!」って何???
TVで視聴者に向けて発言する立場なのだから、配慮しましょうよ。
マッサの輝きに比べて、いま一つ波に乗り切れていないライコネン。自己弁護や苦しい言い訳を絶対にしない人ですから、ファンとしては、信じて応援するしかないですね。
キミは気持ちの切り替えがとても早いので、すぐ次戦に向けて前向きに進んでくれるでしょう。
次こそは、優勝が見たいですね!!