コバライネン、F1ドライバーのラリー対決は「キミが勝つ」
フィンランドのメディアTurun Sanomatに、ラリーが始まる前のヘイキ・コバライネンのコメントが掲載されています。
フィンランド語ですが、海外の掲示板に英語の翻訳を載せてくださった方がいらしたので、さらに日本語に訳してご紹介します。
Heikki trusts Kimi’s rally speed(ヘイキはキミのラリーでの速さを確信)
ヘイキ・コバライネンは、ほかのフィンランド人F1ドライバー達とともに、週末に行われる北極圏ラップランドラリーに参戦したかったと述べた。
「(もし参戦できたら)アツイよね。だけど今回はだめなんだ。あのラリーはすごく面白いから、週末は本当にすごいことになるだろう」
コバライネンは、アルガルヴェで雨でマクラーレンの新車を1周もドライブすることができなかったあと、そう断言した。
キミ・ライコネン、ミカ・ハッキネン、ミカ・サロ、イルキ・ヤルビレート(J.J.レート)の中で、誰が一番速いだろうか?
「キミがラリーをするのは初めてだけど、キミが(周囲を)驚かせてくれると思う。キミはマシンが何であっても、運転できるものならすべて速く走れる種類の人間なんだ。彼はスノーモービルでも、モトクロスでも、何でもホントに速いんだ」
「キミが乗るフィアット・アバルトS2000がどんな車なのか、詳しくは知らないけど、2年前にレース・オブ・チャンピオンズで、似た車を運転したことがある。WRCカーではないけど、Nカーよりは少し速かった。キミがその車でどれくらい速いのか見てみたいよね。キミがコース上にとどまっていることさえできれば、うまくいくと思うよ」
しかしながら、バンクではJ.J.レートが速いだろうということを、コバライネンは知っている。
コバライネンは彼自身の経験から、北極圏ラップランドラリーのことを知っている。
「僕がTimo HulkkonenやJanne Tuohino(フィンランドのラリードライバー)と一緒に出たとき、僕らは日曜からすでにノートを作っていた。それから、水曜日にルノーの新車発表会に出て、金曜の朝にラリーが始まるから、またすぐラリーに戻ったんだ。それから、スペシャル・ステージを10回も自由に通ることができた。あれは楽しかったね」と、コバライネンはクスクス笑った。
-----
※ヘイキは過去、このラリーに参加したことがあるようです。ただし、ドライバーとしてではありません。英語に訳してくれた人のコメントによると、この記事の意味は、木曜にSS区間の道がクローズになるため、ラリーが始まる前にヘイキ自身がコッソリ運転していたということ、だそうです。
同じタグの記事も併せてどうぞ!
タグ: Arctic Lapland-Rally, コバライネン, ラリー