2008年シーズンをDVDで振り返ろう

シーズンオフの間、グランプリがない週末は妙に手持ちぶさたで･･･。わたしの場合は、前年のDVDなどを見て昨シーズンを振り返りつつ、開幕までしのぐのが恒例です。

そこで、今日はお薦めDVDのご紹介を。

1本目は、ユーロピクチャーズから発売の、FIA公式シーズン総集編DVDです。今年のジャケット写真は、当然ではあるのですが・・・ハミルトン。サブタイトルは「Luck does not come into it…… 限界を超えた戦いの先に女神は待っているのだ」

2008 FIA F1世界選手権総集編完全日本語版 [DVD]

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ちなみに、2007年のサブタイトルは「Kimi made it at last！」でした。

ライコネンファンにとっては、ガッカリすることも多かった2008年ですが、それでもやはり、見せ場がたくさんあり、面白かったシーズンだと思います。ベルギーGPでの目の覚めるようなキミの素晴らしい走り（その後悲しい結果が待ってますが）、F1史上初のナイトレースとなったシンガポールGP、そして何と言っても、荒れに荒れたブラジルGP。やっぱりF1は面白い！

そして、このFIA公式DVDならではの特典映像として、ドライバーが自分の車載カメラ映像を見ながら、コースを解説してくれるんです。

昨年までは、基本的にそのグランプリでポールを取ったドライバーが解説を担当していたので（たまに例外があって、佐藤琢磨がオーストラリアGPを担当したり、トゥルーリが富士を紹介したりも）、同じドライバーが何度も出てくることもありました。

が、2008年版はこれまでとは趣向が変わって、毎回違うドライバーが出てきます。2008年は全部で18戦あったので、18人のドライバーが登場。

ちなみに、その担当分けはというと、↓こんな具合。

1	オーストラリア	ベッテル
2	マレーシア	ハイドフェルド
3	バーレーン	バトン
4	スペイン	ライコネン
5	トルコ	マッサ
6	モナコ	ロズベルグ
7	カナダ	クビサ
8	フランス	アロンソ
9	イギリス	クルサード
10	ドイツ	ハミルトン
11	ハンガリー	コバライネン
12	バレンシア	グロック
13	ベルギー	ブルデー
14	イタリア	スーティル
15	シンガポール	ウェバー
16	日本	中嶋一貴
17	中国	トゥルーリ
18	ブラジル	バリチェロ

ブラジルGPはバリチェロが担当しているんです！

ホンダの撤退で、期せずして引退戦となってしまったブラジルGPを担当するとは、なんと皮肉な･･･。

ただ、ホンダはバトンとは契約をしていたものの、バリチェロとは契約してなかったそうなので、撤退がなくてもバリチェロはクビ、代わってアイルトン・セナの甥のブルーノ・セナがシートを得ていたのでしょうけれど･･･。ああ、ルーベンス･･･(ﾉД`)ｼｸｼｸ

ちなみに、このDVDでは、クビサは「クビッツァ」、ブルデーは「ボーダイズ」と呼ばれています。クビッツァはともかく、ボーダイズって・・・・。英語読みにしたらボーダイズなのかもしれないけど、違和感アリ（＾＾；）。

気を取り直して、2本目にご紹介するのは、「Driver’s Eyes F1 日本グランプリ 2008 富士」。

これは、その年の日本GPを、オンボード映像集をまじえつつ、川井ちゃんともう1人のゲスト解説者によるスペシャルトークでわかりやすく解説する、というもの。08年のゲスト解説者は前年に引き続き、土屋圭市さん。この2人のコンビなもんで、川井ちゃんと土屋さんの言いたい放題なくっちゃべり大会っぽくもありますが・・・（；^ω^）。　普段CSのF1中継を見ている方や、地上波の解説では物足りない方にもお薦め。