フェラーリ2009年の改良版F60B情報!
2009年マシンF60の改良版、F60Bが今週末のスペインGPで投入される予定です。
YouTubeのフェラーリチャンネルで、フェラーリのテクニカル・ディレクターであるアルド・コスタがスペインGPの展望とF60Bについて語っています。
わたしが聞き取れたところをかいつまんで話すと・・・
スペインでは、元々予定していたエアロパッケージ、プラス、トルコやシルバーストーンのために開発されていた新しいパーツがいくつか投入されるようです。そして、ダブルディフューザーも。
ただ、ダブルディフューザーのためには、油圧系、電気系などのシステムを大幅に変更しなければならなかったけど、通常のテストが禁止されてるので、ヴァイラノでエアロ面のチェックだけ行ったとか。
スペインでのアップデートは、通常の車の開発に比べれば、はるかに大きなステップで、自信もある。ただし、本当に望んでいるところまで到達するには、まだ十分ではないので、これからも開発を続けることになる。
また、スペインからは軽いシャーシーが投入される。重量をセーブできたことで、前進が期待できる(英語にあまり自信ないので、間違いがあったら教えてください)
また、ライコネン公式サイトのフォーラムに、イタリアのレース雑誌「AUTOSPRINT」に掲載されていたF60Bの写真を貼ってくれていた人がいました(感謝!)
リアウイングが少し変わってますね。↓バーレーンGP
ディフューザーも、トヨタみたいな「明らかな2段式」という感じじゃないようですが、新しくなってます。
↓マレーシアGPのときに撮った写真です。
F60Bをテストしたマルク・ジェネによると、このディフューザーで8%ダウンフォースが増えているとか。
また、フェラーリ公式サイトのニュース記事によると、軽量化されたシャーシーはまずスペインGPでキミだけが使うようです。その理由は、キミのほうがマッサより身長が高く体重が重いため、KERSを搭載することによるデメリットがキミの場合でより大きいため。この軽量版シャーシーは2008年シーズンの終わりから予定されていたものである、とのこと。
他チームもアップデートを施しているので、どうなるのかまったくわかりませんが、スペインGPを楽しみに待ちましょう!